スキップフロアやスタディーコーナーのある間取りで趣味や学習、家事が楽しい暮らし｜茨城の新築注文住宅実例
立体的な空間活用が魅力のスキップフロアや部屋の一角を有効活用した便利なスタディーコーナーは、子育てや家事のお助けスペースとして人気です。
隠れ家のようなちょっとした空間でありながら機能性や遊び心のあるデザインで、幅広い世帯から支持を集める間取りアイデアと言えます。
床面の高さや壁面の凹凸を利用した、もう一つの空間づくり。変形地や狭小地だけではなく、平屋や二階建て以上の住まいにもおすすめの変化を味わう便利な特別コーナーです。
今回は、そんな生活に彩りを与えてくれる間取りのデザイン実例、スキップフロアやスタディーコーナーのメリット・デメリットをご紹介します。
工夫を凝らした新築注文住宅で、ご家族らしい満足な暮らしを実現する最新の空間デザインをぜひ楽しんでみてください。
１．スキップフロアやスタディーコーナーのある間取りでおしゃれと便利をデザイン
壁が少なく床面はフラット、シンプルで開放的なデザインが人気の平屋住宅でも、「床面積を増やしたい」「間取り設計に変化が欲しい」「限られた空間を有効活用して多少狭くても自分だけの場所を確保したい」などと考える人が増えています。
スキップフロアやスタディーコーナーは、LＤＫの中に存在しながら立体的な個性やほど良い調和で、機能性にもデザイン性にも優れた空間に仕上げやすいスペースです。
ご家族の存在を近くに感じながら、趣味や遊び、家事に収納、仕事や学習にも役立つ多目的な便利空間で、毎日の生活に彩りを加えてみましょう。
２．スキップフロアやスタディーコーナーで「ほしい」空間をデザイン【実例】
ご家族それぞれの「ほしい」空間をデザインしたスキップフロアやスタディーコーナーの実例を見てみましょう。
完全個室の部屋として間取りをとるのではなく、段差や壁面の凹み(くぼみ)でつくるエリアの区分け術を使った空間演出がおしゃれで有効的なアイデアです。
あっと驚く設計や考え抜けれたデザイン性が光る、遊び心のスパイスを加えた空間の楽しみ方をご紹介していきましょう。
①同じ空間にありながら立体的な特別なコーナーをデザイン
LDKの司令塔のような位置にあるスキップフロアの自由空間です。
掘りごたつタイプのカウンター付きで、テレワークや学習などのデスク作業にも、ごろんと転がって休むのにも快適な目線の高さが「特別」なデザイン設計です。
②壁面カウンターでちょっとした作業にも収納にも役立つ
キッチンやリビング・ダイニングの一角を利用した備え付けのカウンターテーブルは、家事作業やお子様のリビング学習にもちょうどいい場所です。
食事のたびに片付けが必要なダイニングテーブルとは違い、作業の途中で席を立っても安心の「置きっぱなし」もできてしまう嬉しいスペースです。
ちょっと気分を変えたい時の読書やティータイムに、まるでお一人様カフェに来たような感覚でリラックスできそうです。
足元にすぐ収納できる設計で、スッキリとしたスペースが維持しやすくなります。
③個室ではない開放感がおしゃれな趣味スペース
多面体の出窓のようなコーナーが、ひときわ目をひくおしゃれな空間です。
18世紀イギリスのクィーン・アン様式を採用したボタニカル柄に癒されるアクセントクロスで、開放的なのに異空間にいるかのような特別な時間が楽しめるカフェスペースです。
壁を使わず緩やかに空間の区切るには、段差を変える以外にも床や壁の素材・クロスの変化も有効的な方法です。
３．スキップフロアやスタディーコーナーのおしゃれなメリット
スキップフロアやスタディーコーナーをつくるメリットをまとめてみましょう。
空間活用やおしゃれを楽しみたい方に嬉しい魅力的なポイントが詰まっています。
①変形地や狭小地など条件のある土地でも対応しやすい
建築規制や高低差のある土地、広さに制限のある土地に建てる家にこそスキップフロアやスタディーコーナーは有効的です。
廊下や仕切りのいらない空間の区分けで、無駄なく間取りを作り出すことができます。
②使えるフロアや収納・作業場所が増える
半個室のようなちょうどいいプライバシーのある空間なので、お子様もご家族の気配を感じながら安心して遊びに集中でき、親御様もお子様の状態を視野に入れながら家事や仕事もできる便利な「居場所」づくりにおすすめです。
また、スキップフロアの段差や作業カウンター下・サイドの壁面を使った収納で、収納家具や収納のための間取りを無くせる、便利な「作業・収納」を兼ねた一石二鳥の設計です。
③立体的なおしゃれ空間をデザインできる
スキップフロアであれば縦の空間演出で視覚的な動きを、スタディーコーナーであれば、隠れ家やカフェカウンターのようなおしゃれなデザインを楽しむことができます。
どちらも自宅に居るの安心感とともに、別荘や注目のおしゃれカフェ、モデルハウスにいるかのような特別感が味わえるお得な間取りプランです。
４．スキップフロアやスタディーコーナーのデメリットと解決策
スキップフロアやスタディーコーナーをつくるデメリットとその解決策も確認しておきましょう。
①デザインの手間や建築コストがかかる
間取りデザインの手間や補強などによる建築コストが負担になる場合があります。
解決策⇒専門知識や経験のある会社選びがポイント
ご希望やイメージだけで間取りをデザインするのはとても難易度が高いので、気になるハウスメーカーや工務店の中から、よりご家族の理想に近い「施工実例」が多くある会社を選ぶようにしましょう。
お好みの実例が多い会社ということは、イメージの共有もスムーズでこれからプランを進めていく上で、より親身にアイデアを再現してくれる可能性が高くなるのではないでしょうか。
②壁がないので音や空調の調節が難しい
壁による仕切りがないので、家族の会話や音漏れが気になる。また、冷暖房効率の悪化も気になるポイントです。
解決策⇒目的に合った配置やデザイン
家族との距離が近くなるスキップフロアやスタディーコーナーは、使用頻度や動線、目的に合わせた配置でより使い勝手の良い空間になります。
少しでもプライバシーの保護を考えた設計にする場合、手元が見えないスキップフロア設計やキッチン背面の作業コーナーのようにLDKにいるご家族からは見えないレイアウトでスペースを確保すると良いでしょう。
空調に関しては、住まい全体の気密性・断熱性をしっかりと検討する必要があります。
スキップフロアの広さや間取りによっては、追加でエアコンなどの空調設備を用意する方がいい場合もあります。
関連コラム： その基準、本当に省エネ住宅？地域ごとに変わる推奨値とは？～コストバランスのいい新築づくり【茨城編】
５．まとめ～スキップフロアやスタディーコーナーが便利な暮らしにいい新築注文住宅
縦の空間や間取りの一角を使えるスペースとしてデザインする有効的な新築づくり。
スキップフロアやスタディーコーナーは、設計の手間や条件による建築コストはかかりますが、壁や扉を使わず空間を区切る・デザイン性に遊び心があって楽しい・使えるスペースが増える・収納も確保できるなど、ご家族の「ほしい」「あれば便利」を叶えてくれる間取りアイデアです。
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