塗り壁がおしゃれな外壁の家はメンテナンス性にも優れた家【茨城県】 |和・洋テイストでも人気の塗り壁メリット・デメリット
※2021年10月投稿
※2024年6月に一部追記
左官職人の手仕事によってつくられる自然で意匠的な風合いが美しい外壁材、塗り壁。
昔ながらの印象がある塗り壁ですが、実は漆喰や土塗りで和・洋はもちろんどんなテイストの外観にも仕上げることができる外壁材で、塗装デザイン次第で家の雰囲気まで変えられる魅力があります。
今回は、そんな塗り壁の特徴や種類、メンテナンス効果まで実例を挙げながらご紹介していきます。
また、外壁に塗り壁を選ぶメリット・デメリットとその対策も解説していますので、ぜひ新築外壁づくりの参考にしてみてください。
- 新築外壁はおしゃれで丈夫な塗り壁がおすすめです
- 機能性・デザイン性に優れた塗り壁外壁の実例を見てみましょう
- 塗り壁外壁を選ぶメリットをご紹介します
- 塗り壁外壁のデメリットと対策も押さえておきましょう
- 注目度の高い「ジョリパッド」の特徴と魅力をご紹介します
- 塗り壁素材の種類まとめ・メンテナンス効果を確認しておきましょう
WORKS
1.新築外壁で人気の塗り壁がおしゃれな注文住宅【実例】
塗り壁は、サイディングやタイル、レンガの外壁とはまた違う表情と特徴を持ち、長い歴史経てそのデザイン性や耐久性、安全性を証明してきました。
それではまず、塗り壁外壁の新築実例を見ながら、仕上がりの魅力を確認してみてください。
①シンプルでも深みのある風合いが意匠的
シンプルでありながら独特の雰囲気を醸し出すのが塗り壁外壁の魅力です。
すっきりとしたキューブ型の外観にワントーンで仕上げた塗り壁が、スタイリッシュで味わい深い印象の住まいを叶えた実例です。
②自然素材の安全性がうれしい贅沢仕上げ
漆喰壁や土塗り壁と聞くと、和のイメージが強くなるかもしれません。しかし実際には、実例のような洋風の家も塗り壁で仕上げていることが多く、左官職人のコテさばきや刷毛の使い方次第で、個性的な仕上がりにアレンジすることも可能です。
③耐久性に優れデザインの自由度が高いのも魅力
塗り壁は、外観の仕上げ方はもちろん、色のバリエーションも豊富です。
実例のように、シックでモダンな印象の住まいもまた塗り壁でつくることができるのです。また、形状が複雑な外観でも継ぎ目の心配が不要な塗り壁で、こだわりの形に合わせて塗装することができます。
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2.塗り壁外壁のこだわりメリット
次に、塗り壁外壁の特徴やメリットをまとめて見てみましょう。
①左官職人の技術が映えるオリジナリティ
シンプルでも職人の技が映える独特な風合いの仕上がりが、他の外壁材にはない塗り壁の魅力です。
工場で生産されたサイディングやタイルのような壁材は、現場で並べて仕上げていくため、基本的に誰が作業しても出来栄えはほぼ同じになります。
しかし、職人の腕が試される塗り壁においては、外壁の質感や手作業の味わいが大きく反映されるので、オリジナリティの高い仕上がりになります。
②お手入れ・メンテナンスの軽減におすすめな外壁
お手入れやメンテナンス性能に関しても、サイディングやタイルの外壁と比べてシンプルなのがメリットです。
塗装の厚さや模様、漆喰や土塗りといった素材の違いによってお手入れ方法やメンテナンス頻度は変わってきますが、目地部分が弱く建物本体が劣化しやすいタイルや材料自体が重く建物に大きな負担がかかりやすいサイディングと比較しても、5~10年程塗り直しの必要がないのもポイントです。
③独特の風合いやデザインの幅が魅力的
塗り壁の外壁なら、壁材に天然石やガラスを混ぜ込んで個性的にアレンジしたり、立体的に仕上がるタイルやレンガと組み合わせた仕様にしたりと、ご家族のこだわりや理想のテイストに合わせて、幅広いデザイン仕上げに対応可能です。
なにより、あえてシンプルに仕上げることで独特の高級感を放つのが塗り壁外壁の魅力です。
【関連コラム】:スタイリッシュな外壁選びは種類・色で決まる~気になる耐久性とデザイン性について解説
3.塗り壁外壁のデメリットと対策
続いて、塗り壁外壁のデメリットとその対策も確認しておきましょう。
①工期が長く、費用が高い?
塗り壁に使われる漆喰や土塗りといった壁材が乾燥して硬くなるまでに時間がかかるため、工期が長く設定されています。
また、近年普及率の高いサイディング素材と比べて施工費用や塗り直しのためのメンテナンス費用が高くなる傾向にあります。
⇒対策
手仕事による塗装時間や自然素材ならではの特徴を把握した上で、納得できる外壁材選びが大切です。
また、施工費用や塗り直しのためのメンテナンス費用は、サイディングの外壁と比べて高額になる場合がありますが、メンテナンス頻度で比較すると塗り壁の外壁は、一般的に約5~10年持ちが良いため、その回数や期間分の耐久性を考慮して検討するのもおすすめです。
②汚れ・ひび割れが目立つ?
汚れが目立ちやすく、ひび割れができやすいというデメリットが気になるポイントかもしれません。
⇒対策
塗り壁の外壁に使われる素材には、伸縮性が少ないものが多く、下地部分が伸縮することによって表面の漆喰や土塗りに影響が出る場合があります。しかし、近年ではひび割れが起こりにくい伸縮性のある素材も増えて、このようなデメリットは比較的軽減されつつあります。
また、ひび割れ部分から起こる劣化や汚れも同様に少なくなっています。
③左官職人の腕次第?
手仕事で外壁を仕上げるため、左官職人の実力次第で質や出来栄えが大きく変わってきます。
⇒対策
信頼できる腕のいい職人がいるハウスメーカーや工務店を見つけるためには、豊富な経験・実績とご家族が理想とする住まいの実例が多くある住宅会社を探すことをおすすめします。納得いくまで丁寧な説明があり、お好みの施工実例も多くあるハウスメーカーや工務店なら、ご家族のイメージがより伝わりやすい可能性も高まります。
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4.塗り壁外壁の種類とメンテナンス効果
最後に、人気の塗り壁外壁の種類とメンテナンス効果をまとめておきましょう。
①耐久性・耐火性・耐候性に優れたジョリパッドとは?
ジョリパットとは、高耐久性の塗料を使用した塗り壁のスタイルです。
モルタル外壁の上に砂を混ぜた塗料を吹き付けて塗装する外壁で、従来のモルタル外壁よりも厚み・耐久性・耐火性・耐候性に優れています。
内装にも使われる安全性の高さと従来のモルタル外壁に比べて経年劣化や汚れが出にくいのも特徴です。
②メンテナンス性能は将来の出費を抑える~人気の塗り壁素材
メンテナンス性に優れた塗り壁は、将来の出費にも貢献する実力のある外壁です。
家づくりにおいては、建築時のコストだけではなく将来のメンテナンス頻度や範囲まで視野に入れたトータルコストでご家族にとって、より良い外壁素材を見極めることが大切です。
漆喰: 消石灰を主原料とする漆喰の性質は強アルカリ性のため、抗菌力や防カビ効果が強く、耐火性にも優れています。昔から日本のお城でも使われてきた素材で、汚れが付きにくいつややかな表面が特徴です。
樹脂系: 漆喰や土塗りのような天然素材と比べてカラーバリエーションが豊富で、近年のモダンな家づくりにおいても人気の素材です。科学的に改良されているため、伸縮性に優れひび割れや劣化による崩れが起きにくいのもメリットです。カビや微生物による汚染からも外壁を守ってくれる強い素材です。
【関連コラム】:おしゃれな欧風スタイルの建築実例|魅力的な新築外観・内装のポイントと仕上げ方のコツ
5.まとめ~外壁選びは機能性・デザイン性・メンテナンス性を重視して決める
塗り壁の多くは、下地やモルタル壁の上に塗装を施す施工スタイルです。近年注目のジョリパットをはじめ、昔ながらの漆喰や土塗りも、基本的には日常のお手入れの必要もなく、10~15年サイクルでメンテナンスを行うことで、長く美しい状態を保つことができる外壁です。
安全性の高い自然素材の漆喰・土塗りやメンテナンス性に優れたジョリパッド・樹脂系素材など、外壁を選ぶ際には、機能性やデザイン性、またメンテナンス性のバランスを合わせて検討することが大切です。
ぜひ、たくさんの施工実例を見て、ご家族の理想に合うおしゃれな外壁のイメージを完成させてみてください。
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