広いLDKに仕上げる20~25畳の間取りレイアウト|あえて小上がりや和室を取らず開放的な空間に仕上げるデザイン
リビング・ダイニング・キッチンは、日常の暮らしの中でも特にご家族が一緒に過ごすことの多い場所です。
ご家族そろって食事や団らんを楽しんだり、お客様を招いてくつろいだり、さまざまな過ごし方ができる空間なので、新築するなら、LDKの広さやレイアウトにこだわって満足のいく素敵なメインルームに仕上げたいですよね。
今回は、広いLDKの間取りに注目して、あえて近年人気のリビング和室や小上がりをつくらない、シンプルな広がりが魅力の20~30畳のLDKレイアウトについて解説します。
ゆとりあるデザインだからこそできるレイアウトや続き間のメリット・デメリット、広さを活かしたLDK空間のおしゃれな間取り実例をご紹介しますので、是非家づくりの参考に最後までご覧になってみてください。
1.LDKの広さを最大限に楽しむレイアウト設計
近年人気のリビング和室や小上がり空間は、多目的な利用価値と共に子育てや家事における機能性もあり、なかなか捨てがたい間取りでもあります。
しかし一方で「LDKの広さや収納スペースを削る」「畳のメンテナンスや段差のあるフロアの掃除が手間」などの理由で、このような空間をつくらないという選択をされる方も多くいます。
機能性はあれど、遠慮がちに小部屋をつくるよりはいっそ広々と贅沢にLDKをレイアウトしたいというご家族におすすめのアイデアです。
フルオープンで限りある間取りを最大限に活かした広いLDKづくりを楽しみましょう。
2.リビング続きの小上がりや和室の役割り
まずは、リビング和室や小上がりのメリット・デメリットをまとめて、LDK間取りのもう1つの選択肢として比較・検討してみましょう。
①リビング和室や小上がりのメリット
・フローリングにはない畳ならではの香りや手触りが心地いい
・子供部屋や客間として時期や状況に合わせて多目的に切り替えやすい
・家事や仕事の作業スペースとして活用できる
・段差収納がつくれる
・視覚的に立体感を楽しめる
・リビングからの埃が上がりにくい
②リビング和室や小上がりのデメリット
・リビングやダイニングが圧迫される
・LDKの統一感に支障が出る
・小上がりの段差はバリアフリーやお掃除ロボットを使った掃除に不便
・畳のお手入れやメンテナンスが手間になる
・将来の使い道がなくなる可能性がある
・仕切りや追加の建具が必要になる場合がある
3.続き間を無くして広さを楽しむLDKの魅力
リビング続きの和室や小上がりのメリット・デメリットを簡単に把握したところで、小部屋を持たないモデルハウスのように高級感のあるLDKレイアウトの魅力をご紹介します。
①レイアウトや家具の配置がしやすい
LDKの間取りを思いっきり広げてつくる開放的な空間なら、憧れのリビング階段やダイナミックなソファなど、こだわりのデザインを主張、配置しやすくなります。
コーディネートの統一もしやすく、生活感のないホテルライクな住まいに憧れるご家族におすすめのレイアウト設計です。
②憧れの広いリビングが実現する
小部屋との間取り共有が不要になるので、単純にそのスペースの分だけ広いリビングを確保することができます。
暮らしのメインルームとなるリビングにこだわりたい場合や高級感のある広いリビング、キッチン・ダイニングから独立したスタイルのリビングの実現におすすめです。
③開放的なレイアウトで掃除も楽々
フレキシブルに空間を使い分けるための仕切りや建具を設置する可能性のある小部屋を設けないことで、それにかかる費用はもちろん、視覚的な圧迫感や障害を完全に無くすことができます。
フラットでフルオープンなLDKの開放感とシンプルなレイアウトは、気分や見た目の爽快感だけではなくお掃除の手軽さにも貢献します。
4.広いLDK20~25畳の間取り実例
それでは、実際に20~25畳の広く贅沢なLDKの間取りを実例でご紹介しましょう。
①ナチュラルモダンでスッキリとした縦長LDK
家具のない広い動線空間がおしゃれな縦長LDK。
壁面の角を使ったダイニングの配置で効率的に余裕のあるスペースを確保して、贅沢な印象に仕上げました。
緩やかに独立したリビングが、生活圏から切り離された特別感を楽しませてくれます。
内装インテリアや家具のテイストを重視するなら、和室や小上がりをつくらない代わりに、広く贅沢なリビングにこだわる選択もおすすめです。
②北欧スタイルで開放的な横長LDK
採光の取りやすい開放感のある横長LDKなら、続き間を設けずにスッキリとしたレイアウトに仕上げるのがおすすめです。
LDK空間を最大限に活用した広さと高天井の開放感が贅沢にリラックスできるリビングを演出しています。
こだわりのシーリングファンやライトグレーのアクセントクロス、おしゃれな模様のファブリックが、雑誌で見るような優しい北欧スタイルをつくり上げています。
③リビングの広さが贅沢な暮らしを演出
仕切りのない開放的なLDKがそれぞれの空間をより広く見せています。どのエリアでくつろいでも他の空間のインテリアを楽しめたり、他の場所にいるご家族の様子が見えたり、まるで海外の家に居るかのような大空間を味わえるおしゃれな住まいです。
美しいシャンデリアやレトロな西洋家具の配置やデザインにこだわるなら、やはり広いLDKが似合います。
④どこにいても解放的なLDKの大きな吹き抜け
続き間のないフラットな縦型LDKのリビングに大きな吹き抜けを設けることで、リゾート感溢れる明るい空間が完成しました。
透過性のあるナチュラルモダンなリビング階段でさえ、おしゃれなインテリアになる大空間で贅沢な時間が過ごせそうです。
吹き抜け2階フロアからの景色もご家族との距離感もちょうどいい、デザイン性に優れたLDKスタイルです。
5.まとめ~あえて続き間を設けないLDKの広さを楽しむ新築間取り
ご家族が求めるLDKスタイルはどんなものですか?
ホテルやモデルハウスのような大空間が魅力の開放的なスタイル、リビングに居ながらも多目的に使える便利な小部屋を設けるスタイルなど、家族構成やライフスタイル、新築に求めるテイストによって相性のいいレイアウトが変わってきます。
そして、今回紹介したようにリビング和室や小上がりの存在よりも20~25畳の広いLDKの方が、来客時の印象やそこで暮らすご家族にとっての開放感も圧倒的に変わるため、続き間をつくらない間取りの方がより魅力的になるケースもあります。
新築注文住宅で、おしゃれなLDKにこだわるなら広さを楽しむデザインに注目してみるのもおすすめです。
また、広いLDKにしかできない主役級のソファや照明器具といった家具の配置を楽しんでみるのも良いでしょう。
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