2021.5.8 / 最終更新日 : 2024.7.13 fuji-solar デザイン

新築玄関ホールの間取り実例｜広々とおしゃれな間取りに仕上げるコツ【茨城編】

お客様を迎えたり、収納を備えたり毎日出入りする「玄関」。

玄関で長時間過ごすことはなくても、広くておしゃれな住まいの顔となる玄関をつくりたいと考える人は多いでしょう。実際、家づくり雑誌やSNSで「広い和モダンの土間玄関」「ホテルライクで開放的な玄関ホール」など見ているだけでも贅沢な気分に浸れる玄関実例が数々紹介されています。

今回は、そんな玄関ホールの「使い勝手の良い広さ」「見栄えの良さ」に注目して、機能性とデザイン性に優れた魅力的な玄関の作り方を紹介します。ぜひ、この記事を読むまでは想像できなかった新しいスタイルの玄関を見つけてみてください。

１．使いやすくて広い玄関をつくる間取りポイント

近年の新築において、3～5人家族で標準的に選ばれている玄関の広さは約3畳と言われています。つまり、間口約1.35m・奥行き約1.2m以上確保すれば、ある程度快適な玄関がつくれるということです。

さらに、住まいの規模や家族構成、理想の収納や間取りによって、土間・玄関ホール・収納スペースの配分や全体の広さ、レイアウトを決めていきます。

まずは、「広さ」を感じやすい玄関の間取りポイントを見ていきましょう。

①シューズクローク～機能性・収納力バツグンの玄関収納

玄関脇に土間続きのシューズクロークを設けることで、ごちゃごちゃとしがちな玄関の靴や傘などをまとめて収納して隠すことで、土間スペースをスッキリと「広く」見せることができます。

また、シューズクロークのある間取りは、限られた玄関空間に収納棚を設置することで、さらに玄関が狭くなってしまうという失敗を防ぐのにも役立ちます。収納にゆとりあるシューズクロークは、靴や荷物の片付け・取り出しにも便利で、今やなくてはならない収納アイデアの1つです。

シューズクロークの実例を見る

②土間玄関～目的に合わせて進める動線

広い土間玄関には、目的に合わせて移動できる間取りとつなげるのが便利です。

ご家族が日常的に出入りする通路やシューズクローク、来客時にお客様を通すドアなどを分けておくことで、朝夕の家族が出入りする忙しい時間帯でも混雑することなくスムーズに行き来のできる広い玄関がつくれます。

また、土間の割合が大きいと玄関全体が広く見える効果があります。

③ホール階段～階段で開放的な空間づくり

近年、LDKのアクセントにもなるリビング階段が人気ですが、玄関のホール階段もおしゃれです。

階段の配置は、間取りによって制限が出てしまいがちです。しかし、玄関にホール階段を設置することで、LDKを開放的に仕上げるのに役立ちます。

また、スケルトン階段などのデザイン性に優れた階段を採用することで、おしゃれな玄関ホールを演出、奥行きのある開放的な空間を確保することができます。

２．おすすめの新築玄関デザイン【間取り実例】

それでは実際に、茨城で建てた新築玄関のおしゃれな間取り実例を紹介していきましょう。

①玄関からリビング＆ガレージに直結～動線に優れた間取り

アウトドア好きのご家族が希望した、自転車やキャンプ・釣り・ゴルフ用具が並ぶ収納を兼ねたガレージと直結する玄関設計です。

玄関から、リビングにもガレージにも行ける動線を叶えた便利な間取りです。

②玄関からすぐキッチンへ～家事に便利な間取り

普段の買い物から帰った後、シューズクロークを介してすぐキッチンに向かえる間取り設計です。

食材などの重い荷物を最短距離で直接キッチンに運び込める便利な家事楽アイデアです。

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③活用法はさまざま！広い玄関土間

急な来客時にも対応できる広い土間玄関。シューズクロークにまとめてご家族の靴が収納できるので、玄関はいつでもスッキリと開放的です。

④ホール階段の手すりが魅力～おしゃれな玄関デザイン

土間空間に制限が出る場合でも、玄関ホールの開放感に意識を向けることで、広々とした玄関をつくることができます。

おしゃれで透け感のある階段手すりのおかげで、奥行きのある広い玄関に仕上がりました。

３．広々と使いやすい玄関をおしゃれに仕上げるコツ

玄関を開けた瞬間、明るく開放的なホールが目の前に広がる。そんなおしゃれな玄関のある新築に憧れますよね。

「海外を思わせる広い玄関ホール」「広々とした和モダンの土間」「収納力・機能性に優れたシューズクロークのある便利な玄関」など、一言に「玄関」と言ってもホール・土間・収納のように、ご家族によって広さを求める部分は違ってきます。あなたの住まいでは、どの部分の広さを大切にしますか？

このポイントを踏まえて、玄関という限られた空間をより広く、おしゃれに見せるコツをご紹介しましょう。

①広さの決め手は横幅？

同じ広さの玄関でも間口や横幅が広い間取りは、使い勝手がよく、縦長の間取りよりも空間が広く感じる効果があります。

見た目の印象だけではなく、ご家族が一緒に出入りする時でも窮屈さを感じにくいので快適です。

②窓や吹き抜けで明るさと開放感を高める

暗い玄関よりも明るい玄関の方がより広さを引き立ててくれます。窓の配置やデザインにこだわってみると良いでしょう。

また、玄関に吹き抜けをつくることで、縦の開放感や採光性を高めることができるのでおすすめです。

③玄関にあると便利なアイテムとは？

玄関に姿見鏡を設置することで、鏡の反射効果で玄関を広く映し出してくれます。

また、玄関の姿見鏡は外出時の身支度にも役立ちます。

４．広い新築玄関のメリット・デメリットとその対策

新築時に広い玄関をつくるメリット・デメリットとその対策をまとめておきましょう。

広い玄関をつくるメリット

・　広く開放的な玄関は高級感がある

・　ご家族での出入りや荷物が多い時の移動がスムーズ

・　お子様のベビーカーや自転車などを置く余裕ができる

・　便利な収納やシューズクロークをつくることができる

広い玄関をつくるデメリットとその対策

・　間取りを広げた分だけ施工費用がかかってしまう

【対策】⇒　土間の広さだけにこだわるのではなく、玄関から伸びるホールや廊下、階段を踏まえた見え方に注目すると良いでしょう。

上記でも紹介した、広い間口や吹き抜け、隠す収納などを活用してスッキリと見せることで広い玄関を演出することができます。

・　玄関を広げた分、他の間取りが圧迫されてしまう

【対策】⇒納得のいく玄関をつくるためには、住まい全体の間取りバランスとの調和が大切です。

限られた空間の中で、デッドスペースを収納に活用するなど、行き来に使えるスペースが広くとれるような工夫をしましょう。例えば、足元や頭上の見えないスペースを活用するのも1つの手です。また、玄関に収納したいモノの量や種類に応じて、シューズクロークとファミリークローゼットを集約するのもおすすめします。

５．まとめ～スッキリとおしゃれに！出入りが楽しい新築玄関づくり

近年の新築では、玄関の土間続きに靴や傘の他にアウトドア用品やコートなどを収納する便利なシューズクロークを設ける間取りが人気です。

そのため、主に出入りする玄関の広さとのバランスが難しくなってしまうこともあります。しかし、ただ玄関の間取りを拡大するのではなく、広い間口や吹き抜け設計を活用したり、玄関ホールや廊下への広がりを意識したり、広く見えるデザインやアイデアを工夫して取り入れてみましょう。

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茨城のおしゃれな新築施工実例を数多くご用意しております。ぜひ、お好みのデザインを見つけて、あなたの家づくりにお役立てください。

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