縦長リビングのおしゃれなレイアウトパターン｜家具の配置や広さを決めるポイント
家族とのつながりがよく、家具やインテリアのコーディネートがしやすい開放的な「縦長リビング」。
キッチンのデザインやダイニングのスタイルを楽しみながら、ゆったりとした空間で思い思いの時間が過ごせる優雅なリビングをつくりたいですよね。
今回は、縦長リビングのおしゃれな家具レイアウトや空間づくりのコツをご紹介します。
リビングの広さを決めるLDKバランスのポイントや実例もございますので、ぜひ新築づくりの参考にしてみてくださいね。
- 縦長リビングの魅力と自由なレイアウトの例を知ることができます。
- 家具配置4パターンを成功させるための詳しいポイントを解説します。
- おしゃれな縦長リビングの実例や快適な空間づくりのコツをご紹介します。
WORKS
１．縦長リビングとは？
リビング・ダイニングは、大きく分けて、縦長・横長・正方形・変形の4つのタイプがあります。
ここでは、一般的な広さで約10～12畳のLDKをつくる場合に人気の「縦長リビング」の特徴と選ばれる理由をご紹介します。
①家具の配置にいいレイアウト
キッチンから見て、奥に広がるLDK間取りを縦長リビングと言います。
縦長と聞くと「リビングとダイニングをどうレイアウトすればいいのか？」「家具の配置が難しいのではないか？」という心配をされる方もおられます。
しかし、他のリビング・ダイニングタイプと比べても、両サイドの壁面を広く活用できる縦長リビングは、実は家具の配置やインテリア装飾のしやすい間取りなのです。
②広さに合わせた配置設計
視覚的に、空間の奥行きを演出できる縦長リビングは、横からの圧迫感も軽減してくれる有能な間取りです。
明るい光が入る窓の設置やおしゃれな絵画・パネルの配置で、さらに雰囲気のいい空間に仕上げることができます。
また、LDKを集約した1つの大空間なので、キッチン・ダイニング・リビングそれぞれの空間を使い勝手に合わせて配分したり、家具のレイアウト1つで広さや見え方を調節したり、LDK全体の広さ次第で、自由なアレンジが利くのも魅力です。
リビングの間取りやインテイリアを自由に設計する憧れの新築注文住宅。
暮らしの中心となる優雅なリビングには快適な動線が欠かせません。動線にいい間取りを選ぶなら、ぜひこちらのコラムを参考にしてみてください。↓
【関連コラム】：真似したいリビングレイアウト実例【茨城】｜縦長と横長リビング～おしゃれで家事動線が便利な間取りはどっち？
２．縦長リビングのレイアウトパターン【4つのポイント】
縦長リビング・ダイニングにおすすめの①空間の雰囲気を決める大型家具の配置・②リビングの広さを決めるダイニングのスタイル・③LDK配分に重要なキッチンレイアウト・④開放的な空間を演出するインテリア選びのポイントをご紹介します。
①ソファの向きで変わるリビング空間
縦長リビングの場合、大型家具であるソファの配置が空間の印象を大きく変えるポイントになります。
a. ソファに座った時ワイドな広がりが楽しめる、縦長リビングの両サイドの「壁面」どちらかにソファの背中を沿わせたパターン。
b. キッチンから1番離れたLDK奥の壁面や「窓側」にソファの背中を沿わせたアットホームな内向きパターン。
c. ソファのまわりを1周できる動線を確保するため、ソファをリビング空間の「中央」に配置したパターン。
d. L字ソファを取り入れた、リビングの床面積を大きく占める贅沢な「コーナー」配置パターン。
が挙げられます。
a.やb.のパターンは10～12畳のリビング・ダイニングでよく採用されるレイアウトです。
c.やd.のパターンはソファのサイズにもよりますが、目安として14～16畳の広いリビング・ダイニング向きです。
②ダイニングテーブルのレイアウトで変わる広さ
ダイニングテーブルの配置は一般的に大きく分けて、
・キッチンと平行に「壁に沿って」配置するパターン。
・キッチンと平行に「中央」配置するパターン。
・キッチンと垂直に「キッチンに沿って」配置するパターン。
・キッチンと垂直に「中央」配置するパターン。
があります。
他にも近年人気の
・キッチン横並びダイニング
・キッチンカウンター兼ダイニングテーブル
など、ライフスタイルに合わせたオリジナルレイアウトもおすすめです。
ダイニングとして必要な広さに合わせて、テーブルの大きさや配置パターンを変えてみましょう。
「キッチン横並びダイニング」「キッチンカウンター兼ダイニングテーブル」に関するコラムはこちら↓
【関連コラム】：キッチンとダイニングの間取りがよくなる横並びレイアウト｜コンパクトな家事動線と一体型デザインが魅力【実例】
③キッチンのスタイルで自由な配分が可能
近年、定番化している「対面キッチン」の他「壁付けキッチン」も縦長リビングに人気のキッチンスタイルです。
キッチンの広さや向きによってもLDKの配分調節が可能なので、使い勝手を慎重にシュミレーションしながら、よりよい配分を検討してみましょう。
④家具の高さで変わる開放感
ここまで、大型家具やキッチンの壁付けレイアウト、ダイニング配置の工夫などをご紹介してきました。
どれもリビングの広さ配分や雰囲気を決める大切な要素です。
また、リビング全体の空間演出につながる家具選びのポイントとして「高さ」にも注意しましょう。
入念に検討したレイアウトが活かせるよう、できるだけ背の低い家具で統一して開放的な空間演出を楽しみましょう。
リビング家具のレイアウトは、空間インテイリアを決める大切なポイントです。
1階リビングあるいは2階リビングによっても窓の配置や家具のレイアウトが変わってきます。明るくて開放的なリビングをお探しならぜひ、こちらのコラムも参考にしてみてくださいね。↓
【関連コラム】：新築2階リビングのメリット・デメリットと対策｜リゾートライクなLDK間取りがおしゃれな注文住宅実例
３．おしゃれな縦長リビングのレイアウトパターン【実例】
それでは実際に、おしゃれな縦長リビングの実例を見ていきましょう。
①広々とした空間を意識したリビング
開放的な「吹き抜け」とデザイン性のある「リビング階段」のある広々リビングの実例です。
縦長リビングの奥行きと吹き抜けの縦の広がりが、贅沢な雰囲気を演出しています。
②集約間取りで家事も生活も効率的
「キッチンカウンター兼ダイニングテーブル」のあるキッチン×ダイニング一体型設計のおしゃれな実例。
広いリビングを優先したい場合におすすめの間取りで、限られた間取りの中で、広さと家事効率が手に入るスマートなレイアウトです。
③独立感が贅沢なリビング
田園風景が広がる、のどかな景色が魅力のリビング・ダイニング。
無垢の木をふんだんに使ったフローリングや珪藻土クロスで仕上げた壁の統一感がおしゃれなLDKで、ゆるやかな独立感を出すリビングがこだわりです。
WORKS
４．広さも動線も快適なリビングづくりのコツ
①家族の動線やつながりがポイント
LDKのどこに居ても家族とのコミュニケーションがとりやすく、様子が分かるレイアウトがおすすめです。
また、家族が集まるリビングだからこそ、家族一人ひとりの動線や動きに配慮して、混雑や窮屈によるストレスが起きにくい、心地いいゆとり空間や通路幅を確保しましょう。
②アクセスのいい間取り設計
食事・食後の動線にいいキッチン⇔リビング・ダイニングや掃除・洗濯の動線にいいリビング・ダイニング⇔ランドリールームなど、生活や家事が億劫になりづらい短くて快適なアクセスを意識した間取りづくりを心がけましょう。
リビングからどの部屋にもアクセスできる回遊性のある間取り設計もおすすめです。
リビングづくりでは空間の広さや快適な動線を慎重に検討するのが成功へのカギです。
視線の奥行きや多目的な使い勝手を有するリビングにはおしゃれな続き間がおすすめです。ぜひ、こちらのコラムを参考にしてみてくださいね。↓
【関連コラム】：リビング続きにちょうどいい和室がほしい｜おしゃれな仕切りや間取りアイデアと実例【茨城】
WORKS
５．まとめ～こだわりのレイアウトでおしゃれなリビングづくり
縦長リビングは、家具やインテリアの配置パターンはもちろん、LDKのレイアウトや広さ配分まで自由にデザインしやすい魅力的な間取りです。
シンプルな長方形スタイルなので、将来の模様替えや間取り変更にも役立つ空間でもあります。
ぜひ、憧れの内装デザインやこだわりの家具を組み合わせて、理想の開放的でおしゃれなリビング空間を実現させましょう。
茨城でこだわりリビングのある注文住宅を建てるなら不二建設にお任せください
県南で3,000棟の施工実績のある当社は、総勢12名の設計士が、あなたの要望を形にする「完全自由設計」の家づくりをしています。こだわりの家づくりを予算に応じて最適なコスト配分できる詳細見積を提示。高気密・高断熱・ソーラーパネルなどの省エネ設備でランニングコストも安くする「高性能住宅」で、世代を超えて快適な理想の暮らしを実現します。理想の住まいをイメージをしていただきやすいように、龍ケ崎、つくば、守谷にモデルハウス、ショールームをご用意しています。専任の設計士が、お話を伺いながら最適なプランご提案します。ぜひお気軽にお越しください。
Showroom龍ケ崎ショールーム「マイホーム発見館」
Model Houseつくばモデルハウス
Model House守谷モデルハウス
つくば設計室
所在地：茨城県つくば市みどりの２丁目９－１ー１０５
連絡先：029-879-8333
定休日：水・木
