茨城で3LDKの平屋を建てる!注文住宅で新築する平屋の間取りと相場は?
自然豊かな茨城で平屋を建てるなら、小さな平屋から広い敷地にゆったりとした平屋まで様々なタイプの平屋が建てられます。2階建ての住宅が主流の日本では、平屋での自然に近い落ち着いたちょうどいい間取りのサイズの3LDKの平屋の暮らしは、今や憧れのライフスタイルです。そこで今回は、自然豊かな茨城で3LDKの平屋を注文住宅で新築する際に気を付けたい間取りのポイントや費用について解説します。ぜひ参考にしてくださいね。
3LDKの新築平屋の住宅の相場
注文住宅で平屋を建てる場合の新築相場は、茨城の工務店の建築費の平均的な坪単価60万円~70万円で計算した場合、30坪程の3LDKの平屋であれば、約1,800万円~2,100万円程度が目安です。ちなみに、坪単価は、大手ハウスメーカーで60~100万円程度、地域の工務店は50万円~80万円程度が目安です。なお、上記の費用は、広さ、間取り、設備などによって異なりますので、ご参考まで。
3LDKの部屋の広さの目安
では次に3LDKの平屋の場合、部屋の広さはどの程度確保できるのか、30坪の平屋についてみてみたいと思います。
30坪の3LDKの平屋の場合、
・LDK 16畳
・寝室 8畳
・個室 6畳×2部屋
といった間取りで比較的余裕をもった部屋の広さが確保できます。
8畳の寝室には、ツインベッド、ナイトテーブル、ドレッサーなどを置くこともできそうです。ウォークインクローゼットなどを併設して、寝室を6畳程度にするというバリエーションも検討できそうですね。
参考までに、25坪の3LDKの平屋の場合は
・LDK 12畳
・寝室 6畳
・個室 4畳半×2部屋
もしくは
・LDK 10畳
・寝室 6畳
・個室 6畳×2部屋
といった一般的なマンションサイズに近い間取りと部屋の広さになってきます。
3LDKの平屋のメリットとデメリット
3LDKの平屋は、30坪以下程度の間取りとしてちょうどいいサイズ感と言われます。そんな3LDKの平屋の間取りの特徴をメリットデメリットをみていきましょう。
3LDKの平屋のメリット
ちょうどいい部屋数
現在の日本の家族構成で一般的な夫婦との子供1~2人の家族の場合、LDK、寝室、子供部屋などに使える個室が2部屋ある間取りが一般的です。お子さんが2人の場合も、子供部屋を2部屋確保できます。いずれ子供が独立したら2部屋を1つの部屋にすることを想定してリフォームしやすいようにすることもできます。平屋の場合、4LDKの間取りすると、場合によって、リビングや個室が狭めになったり、風が通りにくくなり場合もあるので、廊下のつくりや窓の位置などの工夫をする必要があります。
ちょうどいいサイズ感
3LDKの平屋にすれば、建坪20~30坪程度の平屋が標準的な広さになるでしょう。30坪を超える平屋になると、建物の中央部の光や風の通り道の確保に工夫が必要になります。また、基礎や屋根の面積が広くなることで坪単価が割高になる場合があります。
家事動線が良くなる
平屋のメリットを日々の暮らしで実感しやすいのが家事動線の良さです。平屋は、2階建て住宅のように2階に洗濯物を干すために階段を上り下りする必要がありません。LDKを中心に、キッチンから洗濯機などのランドリースペースへの移動もシンプルな動線にできます。浴室、トイレなどの水回りの家事や生活動線もスムーズになります。このように家事動線や生活動線がシンプルになるので、洗濯や掃除などの日々の家事のしやすさが実感できます。
高齢になってからも暮らしやすい
3LDKの平屋はワンフロアで動線もシンプル、適度な広さなので、年齢を重ねて足腰が弱ってきても、日々の暮らしの中で階段を上り下りせずにフラットな移動ですみますので、永く住みやすく暮らしやすい家づくりができます。新築時は多少段差のある構造にしたとしても、将来的に、玄関からそれぞれの居室までバリアフリー住宅にリフォームしやすいのも安心ですよね。
水回りを1か所に集めやすい
2階建て、3階建ての多層階の住宅は、トイレを複数箇所に設置するケースが多くなりました。また、平屋の二世帯住宅などは複数のトイレなど水回りがあったほうが利便性は高いのですが、相応の設備費用もかかり、水回りも分散することになるので、日々の掃除などの家事が大変になったり、メンテナンスなどの負担もかかることがあります。水回りが1か所に集中できれば、設備費用も最小限で済み、家事もしやすくなるメリットにもつながります。
コミュニケーションがとりやすい
平屋はワンフロアなのでコミュニケーションがとりやすいのがメリットですが、3LDKの間取りであれば、部屋間の距離も近くなり、お互いの存在を感じながら暮らしやすくなります。
デメリット
プライバシーの確保の工夫が必要
コミュニケーションがとりやすい距離感で暮らすということは、プライバシーに配慮した生活の工夫が必要になります。プライベートスペースには収納スペースや廊下を挟んだり、トイレの水を流す音が寝室に響かないように防音に配慮したり、間取りの工夫が必要です。
平屋に適した土地を選ぶ必要がある
平屋は建ぺい率の関係や、周囲の建物や環境に影響を受けやすいため、平屋に適した立地を確保し、敷地面積も十分に確保することが重要となります。
3LDKのおしゃれな平屋の間取りの事例と検討のポイント
それでは3LDKの平屋の間取りについて具体的に検討してみましょう。
立地条件や周辺環境とのバランスを考える
平屋の間取りを考える前に、まず平屋の場合、敷地の立地条件や周辺環境とのバランスに配慮した家の建て方を検討することが重要です。その土地にあった、光や風の通り道を確保し、取り入れるもの、遮るものなどを取捨選択できるように、敷地内のどこにどのように建てるのが、その土地にあった平屋の佇まいになるのか、まずは敷地における建物の位置と向きを最適化することが重要です。
敷地の特徴が明確になると、自ずと最適な家の位置、シルエットが見えてきます。その家のデザインに応じて、まず玄関の位置、リビングと庭の関係など、大まかな位置関係が具体的になっていきます。一般的には、北向き玄関、南向きにリビングを配置するのが基本です。日当たりが良い南向きの部屋に人が集い、滞在時間が短い玄関や水回りを北側とします。ただし、道路が南面の場合、プライバシーの観点からは植栽などを配置して目隠しにするなどの対処をする必要があります。
平屋の形状、広い屋根を活かした光と風の流れを考える
平屋はフラットな方向に空間が連続していく構造になります。平屋の採光や通風は、そのような平屋の形状の特徴と、屋根の形や天井高の自由度の高さを踏まえて最適な光と風の通り道を検討します。採光を重視するのであれば、吹き抜けの空間の上部や、段違いの屋根にしてハイサイド窓を設置したり、天井に直接窓をつけるトップライトも可能です。なお、平屋の広い屋根を利用して、太陽光発電システムを導入し、太陽光で発電するエネルギーと生活で使用するエネルギーをプラスマイナスゼロにする、ZEH(ゼロエネルギーハウス)にすることもでき、光熱費なども抑えやすくなります。
動線を重視して間取りを検討する
間取りを考えるうえで重要なのは動線です。動線にも、主動線と機能動線があります。主動線は、玄関、ホール、廊下、LDKへの流れ。機能動線は、キッチン、パントリー、勝手口、ランドリールームといった家事動線などがあります。これらを人の動きにあわせてできるだけシンプルにしたり、行き止まりにならずに回遊できるようにすると動きやすい動線になります。
プライバシーと利便性のバランスを考慮した間取りを検討する
3LDKの比較的コンパクトな平屋を建てる場合、特に寝室などの個室は基本的にプライベート空間となるため、水回りとの位置関係や他の部屋との位置関係も考慮して、安心できる場所となるようにプライバシーに配慮したり、収納を確保するなどの機能面の検討も重要です。
将来的に子供が独立後は、子供部屋を書斎、仕事部屋、客間、趣味の部屋などの個室として活用したり、間仕切りをして3LDKの間取りを4LDKにすることも可能です。このように、将来的に4LDKの間取りにすることもできる拡張性を持たせておけば、家族構成の変化に対応しやすい30坪以下程度の3LDKの平屋は子供の独立後も暮らしやすいちょうどよいサイズで、ライフスタイルの変化にも適応しやすいフレキシブルな家づくりができるのです。
まとめ
注文住宅で平屋を建てる場合の新築相場は、30坪程の3LDKの平屋なら、約1,800万円~2,100万円程度が目安です。30坪の3LDKの平屋の場合、LDK 16畳、寝室 8畳、個室 6畳×2部屋といった比較的余裕のある間取りが確保できます。平屋のメリットデメリットはありますが、平屋の間取りのポイントは、その土地や環境に適した位置取りとシルエットにして光と風の通り道を確保できるスムーズな動線の間取りを検討することがポイントです。30坪程度の3LDKの平屋は、家族構成やライフスタイルの変化に対応しやすい拡張性をもたせれば、比較的コンパクトながらフレキシビリティも高いちょうどいいサイズ感の家と言えるかもしれません。
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