『間取りの後悔』ランキング形式で紹介!後悔を感じないための方法も解説!
>実例紹介:間取りの工夫でおしゃれに仕上げたLDK(取手市)
新築を検討している人が、絶対にしたくないのは「後悔」です。
多くの手間と、多大な費用をかけて注文住宅を建築したのに、暮らしにくさを感じたり、デザインに不満を感じたりしたくないもの。
本記事では、注文住宅建築後に後悔を感じやすい間取りを紹介、さらに後悔しないためにどうすればよいのか、対策も解説します。
実例の画像も添付するので、間取りの参考にしてみてくださいね。
間取りの後悔ランキング7選
建築後に後悔する人は、どんな間取りで後悔を感じてしまうのでしょうか。
早速、ランキング形式で紹介していきます。
1位:予想よりリビングが暗くて「吹き抜けを設ければよかった」
第1位は「想像していたよりもリビングが暗かった」です。
戸建てで、特に軒・ひさしを十分に確保した住宅は、室内に取り込める光の量が少ないと感じてしまう恐れがあります。
特に夏場は、太陽が高い位置を通り、さらに外は強い日差しが降り注ぐので、相対的に室内が暗いと感じてしまいます。
>実例紹介:吹き抜けに面した大きな窓から差し込む光(取手市)
室内が暗いと感じる人は「吹き抜け」の設置を希望するようになります。
吹き抜けを設ければ、2階の高い位置に設置された窓から、たくさんの光を取り込めるでしょう。
ただし、建物の断熱性能が悪ければ、夏場は暑さに悩まされることになるので、性能面の確認も怠らないようにしましょう。
2位:リビング・ダイニングとトイレが近くて「流す音が聞こえる」
第2位は「トイレの位置をリビング・ダイニングと近づけすぎた」こと。
トイレは、どうしても排泄の音や流すときの音が気になってしまいます。これは使う人も、リビングダイニングでくつろいでいる人も同じです。
また、来客もトイレとの位置が近いと、トイレを使いづらくなってしまうでしょう。
トイレなど、設備機器は毎年進化を続けています。
流水音も静かになるよう工夫が加えられていますが、ゼロにはなりません。
どうしても「一定度リビングダイニングと距離を取ること」や「建具を挟んで音や匂いが伝わらない工夫」が必要になります。
なお、離しすぎると、リビングの暖気がトイレに届かず冷たいトイレになってしまうので、その場合は暖房器具を置けるよう専用のコンセントを準備すると親切です。
3位:窓の配置と大きさを気にしてなくて「通行人が気になる」
第3位は「窓から気になる通行人の視線」です。
図面上で間取りを考えているときは気づきづらいですが、生活すると通行人や車からの視線、さらには隣家の窓からの視線が気になることがあります、
特に、大きな開口を設けていると気になるので、大きな窓周辺は要チェックです。
窓は後悔を感じやすい要素ですが、同時に対策を取りやすい要素でもあります。
すりガラスにする、カーテンを引く、外部に衝立を立てる、植栽を配置する、様々な方法が思いつきます。
写真の事例のように、高い位置に窓を設ければ、視線を気にせずに外の光を取り入れ、換気を行えるでしょう。
4位:2階に大型収納1階に収納少なめ「物があふれる」
第4位は「収納のバランスを欠いてしまった」ことによる後悔です。
1階はリビングやダイニング、水回りが配置されるので、2階に大型の収納を配置するケースが多く見られます。
その結果、1階の収納は不足し、逆に2階の収納が不必要に広くなることがあります。
実際に住み始めてみると、2階よりも1階の方が多くの収納が必要です。
たとえば、頻繁に脱ぎ着する外着や、ランドセルなどの学用品など。
これらは2階よりも1階に収納場所がある方が、日々の使い勝手は向上します。
対策として考えられるのは、一定の収納を設計段階で計画しておくことです。
事例のように、パントリーと他の収納を兼ねた大型の収納を設ければ、リビングやダイニングに細々したものが出ず、すっきりした空間になるでしょう。
収納するものの大きさが変わる可能性もあるので、写真のように稼働棚にしておくと、収納する物の自由度がアップします。
5位:「中途半端な大きさ」のバルコニーを設置して後悔…
5位は「中途半端な大きさのバルコニー」です。
バルコニーは、洗濯物や布団干しなど実用的な使用目的から、お茶を飲んだり本を読んだりする、おしゃれな使い方まで、様々な利用方法が考えれます。
しかし、それは一定度の大きさのバルコニーが確保できた場合です。
奥行きの小さなバルコニーを設置してしまうと、使い勝手が悪いうえに掃除もしづらいバルコニーを作ってしまう恐れがあります。
>実例紹介:日当たり良く奥行きのある使い勝手いいバルコニー(鹿嶋市)
対策としては、バルコニーを用いる場合は一定度の大きさを確保しておくことをおすすめします。
奥行きが1,820mmあれば、洗濯物の干し外しや、椅子を置いてくつろぐのに不自由はしないでしょう。
ただし、適切な広さは人によって異なるので、目的とする動作をするのにどのくらいの幅・広さが必要なのか、必ず確認しましょう。
6位:事前に「設置する家具」を考えていなかった…
6位は「事前に設置する家具を考えてなかった」という後悔。
間取りを考えるとき、すでに設置したい家具が決まっていることは少ないです。
一方で、家具が決まっていないのに間取りが確定してしまうと、置きたい家具を置けない、または置いたら狭くなってしまう、という後悔が生まれることがあります。
この状況を防ぐためには、間取りを考える段階で、新居に移り住んだときに設置したい家具を決めておくことが大事です。
写真の円卓のように、特殊な寸法・デザインの製品は、専用の間取りを作ってあげることで、適切な位置に収まります。
新居が完成する直前ではなく、設計の段階で家具を決めることを意識しましょう。
7位:とりあえず設置した和室を「全然使っていない」
7位は「客間として和室を作ったけど、全然使ってない」という後悔。
漠然と「客間は必要」という意識から、リビングから離れた場所に和室を作っても、何も活用しないことがあります。
せっかく1階の中で大きな面積を割いて作ったのに、何も使わないともったいないですよね。
写真の事例は、和室をリビングとして用いて、ソファでなく、床座+テーブルを選択しています。
リビングとしてくつろぐのはもちろん、客間としての利用、干した洗濯物の取り込みなど、様々な目的で部屋を利用できます。
和室を採用するときは、客間としての利用に留まらず、多目的に利用することを考えましょう。
まとめ│たくさんの事例を研究しよう!
こだわって建築した注文住宅。
なのに建築後に後悔を感じてしまう事例を7つ、紹介しました。
練りに練って実現する理想の間取りは、できれば後悔を感じず、満足感だけを感じていたいものです。
そのためには、たくさんの成功・失敗事例を学ぶ必要があります。
不二建設では、多くの事例を空間ごとに分けて紹介しています。
ぜひ、一度見てみて、参考にしてくださいね。
また、写真で見ることに加えて、間取りは実際にその場に立って感じることも大切になります。
お住まいの地域が茨城県南、または千葉北部なら、ぜひ見学会にもご来場ください。
茨城県・千葉県でこだわった注文住宅を建てるなら不二建設にお任せください
県南で3,000棟の施工実績のある当社は、総勢12名の設計士が、あなたの要望を形にする「完全自由設計」の家づくりをしています。こだわりの家づくりを予算に応じて最適なコスト配分できる詳細見積を提示。高気密・高断熱・ソーラーパネルなどの省エネ設備でランニングコストも安くする「高性能住宅」で、世代を超えて快適な理想の暮らしを実現します。理想の住まいをイメージをしていただきやすいように、龍ケ崎、つくば、守谷にモデルハウス、ショールームをご用意しています。専任の設計士が、お話を伺いながら最適なプランご提案します。ぜひお気軽にお越しください。
Showroom龍ケ崎ショールーム「マイホーム発見館」
Model Houseつくばモデルハウス
Model House守谷モデルハウス
つくば梅園営業所
所在地:茨城県つくば市梅園2丁目1−17
連絡先:029-879-8333
定休日:水・木