「窓で」新築をおしゃれにするには?│実用性と見た目を両立させる方法

>実例紹介:整然と並べた窓がおしゃれ(取手市)

>実例紹介:整然と並べた窓がおしゃれ(取手市)

新築の注文住宅を「おしゃれに」そして「実用的に」したい人は多いでしょう。
両方を実現するために考えるべきは「窓」です。

窓を上手に使えれば、光や風など、取り込みたいものは室内に招き入れ、夏の暑さや視線など、取り込みたくないものは遠ざけることができます。

使用する場所や、窓を使うコツなど、窓について知っておきたい事柄をテーマ別、事例付きで紹介します。

ぜひ、注文住宅のイメージ作りに活かしてみてください。

窓まわりを「インテリアで」彩る

最初に、窓まわりを「インテリアで」彩る方法を紹介します。

設計段階での検討が必要なものもあるので、採用する場合は早めに設計者に伝えましょう。

「カーテン」でおしゃれに光を調節

「カーテン」は様々なテイストの商品が販売されていて、お部屋の雰囲気に合ったものを選択できる優れものです。

写真のような、イタリア家具を中心とした邸宅には、色味・ひだの入ったカーテンがぴったりです。

カーテンは光量の調節がしやすく、汎用性の高いインテリアです。
建物のテイストと合うものを選択しましょう。

>実例紹介:イタリア家具が似合う邸宅(つくば市)

>実例紹介:イタリア家具が似合う邸宅(つくば市)

「ブラインド」細かな寸法もお任せ

「ブラインド」は、窓枠内に収まるように設置でき、すっきりとした空間づくりに高い効果を発揮します。

牛久市の注文住宅では、吊り押入や、い草タタミの淡い緑に合わせて、グリーンのブラインドを選択しています。

窓枠と一体化したかのような感覚は、ブラインドならではの寸法感覚がなせるワザです。

>実例紹介:落ち着いた和室のある注文住宅(牛久市)

>実例紹介:落ち着いた和室のある注文住宅(牛久市)

「障子」独特の優しい光で演出

「障子」も窓まわりの演出に最適です。
独特の和の雰囲気は、カーテンやブラインドで出しにくいもの。

障子に張られた和紙を透過した光は、柔らかく室内を照らしてくれます。

デザインによっては、洋室に使っても違和感なく溶け込むので、幅広く活用を検討してみましょう。

>実例紹介:障子とタタミのある風景(守谷市)

>実例紹介:障子とタタミのある風景(守谷市)

窓まわりを「エクステリアで」彩る

窓まわりの装飾は、インテリアに限らず、エクステリアも気にしましょう。

生活するうえで大事な「中」とともに「外」からの見え方も大事です。

「高さ大きさを揃えて」外観を整える

窓は「高さ・大きさを揃える」ことで、統一感を図れます。

内部の間取りの関係上、全て統一するのは困難ですが、意識するだけでも印象は変わります。

>実例紹介:ラインが整う美しさを体現

>実例紹介:ラインが整う美しさを体現

夜、外から平屋を見たときの写真です。
窓の高さや、横方向の位置がしっかり合っていて、整然とした美しさを演出しています。

窓の配置はタテヨコのラインが大事です。

「枠の色まで神経を使って」統一感を表現

窓は枠の色を選択できますが「樋や屋根の縁取りなどと統一」することで、統一感のあるデザインが実現できます。

清涼感のあるカリフォルニアスタイルを実現するため、取手市の注文住宅では、屋根の縁取り、窓枠、雨樋、ベランダの手すりなどを全て白で統一しました。

結果、西海岸風の外観の演出に成功しています。

>実例紹介:「白」への統一で清涼感をを表現(取手市)

>実例紹介:「白」への統一で清涼感をを表現(取手市)

「格子」でプライバシーを確保

窓まわりは「格子」を利用するケースがあります。

お風呂や脱衣所では、侵入防止のため、窓の外に格子を取り付けることがあります。
また、外部からの視線を切るために格子を使うことも。

龍ケ崎市の住宅では、玄関からリビングが見えないように、上手に格子を利用しています。
視線は遮りながら、風はしっかりと通す格子は、多くの場面で活躍します。

>実例紹介:格子で光と風を通し、視線を遮る(龍ケ崎市)

>実例紹介:格子で光と風を通し、視線を遮る(龍ケ崎市)

部屋別「窓の使い方・彩り方」

ここからは、具体的に部屋別に窓の使い方を解説していきます。

実際に設計に入ると、建築される土地や周囲の状況によって、適した窓の使い方は異なりますが、より多くの事例を知っていた方が、様々な条件に対応できるでしょう。

「リビング」光と風を取り込み、視線を遮る

「リビング」は家族と一緒に多くの時間を過ごし、くつろぐ重要な部屋です。
多くの住宅で、光がよく当たり、風が吹き抜ける位置に設置されます。

風と光を取り込むためには、大きな窓が望ましいですが、同時に外部からの視線を切る工夫が必要になります。

行方市の住宅では、一段下がる南側は大きな開口にして、隣に住宅が建つ西側は視線が交差しないよう高い位置に窓を設置しました。

土地の周囲の条件を把握して、窓を置くとどんな風景が見えるのかを想像することが大事です。

>実例紹介:大きな開口から光を取り込む(行方市)

>実例紹介:大きな開口から光を取り込む(行方市)

「キッチン」光と熱を遮って

「キッチン」は明るさを求めたいところですが、生鮮食品を扱うため、熱を遠ざけたい場所です。火を使うため、調理者としても涼しさを求めるところ。

このため、一日安定して優しい光が得られる、北側に設置するケースが多く見られます。

壁や床、天井を白色で統一して、得られた光を部屋中に行き渡らせる工夫も参考にしてみましょう。

>実例紹介:北に設けた2つの窓(つくば市)

>実例紹介:北に設けた2つの窓(つくば市)

「洗面所」どこに窓を設けますか?

「洗面所」は鏡を設置するため、窓を配置する場所が限られます。
具体的には、鏡の左右、または上部です。

写真では、横方向に大きな鏡を取りつけて、同じ寸法の窓を丈夫に配しています。

上部から得られる柔らかめの光が、洗面所を優しく照らすのが印象的です。

洗面所を誰が、どの時間に、どんな使い方をするのかを明確にすれば、自然と窓の位置は定まります。
実生活を深くイメージしてみましょう。

>実例紹介:モザイクタイルがおしゃれな洗面台(つくば市)

>実例紹介:モザイクタイルがおしゃれな洗面台(つくば市)

「玄関」視線の切り方が大切

「玄関」が、道路と近いと、外からの視線が気になります。

この場合は、玄関を利用したり、出入りするときに外部から視線が入らないようにする工夫が大事です。

鹿嶋市の注文住宅では、玄関の低い位置に横長の窓を設けて、玄関を利用するときに隣人やお客さんと視線が合わないように配慮しています。

一方で、光や風は通す、この窓の使い方を参考にしたいところです。

>実例紹介:視線を切り光を取り入れる窓(鹿嶋市)

>実例紹介:視線を切り光を取り入れる窓(鹿嶋市)

「お風呂」視線の遮り方が大事

「お風呂」は通常はすりガラスを用いて、外部からの視線が通らないようにします。しかし、開放感を求めて透明ガラスを使用するケースもあります。

広々とした空間のつくば市の注文住宅では、窓の外に緑を配して透明ガラスを使用。お風呂に入りながら庭を楽しめる設計になっています。

本事例では、庭のさらに外側に、目隠しとなる塀を取り付ることで対処しています。

>実例紹介:庭を楽しむ窓を設置したお風呂(つくば市)

>実例紹介:庭を楽しむ窓を設置したお風呂(つくば市)

「トイレ」明り取りの小窓をおしゃれに

「トイレ」は視線が通ることがあってはいけないので、窓は最小限の配置にします。

明かりを取り込みつつ、写真のように格子でおしゃれに彩りを加えます。

窓枠に天然木を用いて、手洗いカウンターなどと雰囲気を合わせるのもテクニックのひとつです。

>実例紹介:温かみのある木を使ったトイレ(つくば市)

>実例紹介:温かみのある木を使ったトイレ(つくば市)

「階段」くつろぎの時間に青空を

「階段」に窓を配置すれば、移動中に青空を見ることができるでしょう。

特に、リビング階段と窓を組み合わせれば、リビングでくつろいでいるときも空を見られ、窓から差し込む光で明るいリビングを実現できます。

写真の事例では、リビング1階部分の窓と、吹き抜けとなった階段上部の窓の上下の位置を合わせています。

デザイン的にも、建物の強度的にも、同じ位置に配置することで、多くのメリットが得られます。

>実例紹介:リビング階段の窓で明るいリビングに(取手市)

>実例紹介:リビング階段の窓で明るいリビングに(取手市)

まとめ│窓を外から中から、想像しよう!

窓をおしゃれに、機能的に利用するための方法を解説しました。

明るくて衛生的な室内環境を目指すためには、窓から光や風を取り込む必要があります。
一方で、外部からの視線をカットも、くつろぎを演出するための重要な要素です。

双方を満足させるためには「外から見たらどんな風だろう」「中で過ごしてる時、どんな風景が見られるだろう」と想像してみることが大事です。

間取り図と周囲の環境をよく見て、理想の窓まわりを実現しましょう。

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