店舗兼住宅のメリット|茨城でスマートな家づくりのご提案
将来自分のお店を持ちたい、便利な店舗付きマイホームを建てたいと考えたことはありませんか?
自宅のリフォームや新築、開業をきっかけにこの店舗兼住宅を検討するご家族もあるかと思います。
店舗併用住宅を持つことで、通勤時間や交通費の無駄をなくせるメリットはもちろん、プライベートと仕事の両立がしやすくなったり、店舗費用を軽減させたりできる効率的なポイントが今注目されています。
今回は、そんな店舗兼住宅のメリットから注意点まで、生活の質を上げるためのスマートな情報を発信していきます。
夢の店舗兼住宅を建てたい
・店舗兼住宅とは
まずは、店舗兼住宅の基本的な特徴を押さえておきましょう。
店舗兼住宅とは、店舗と住宅が併用できる建物を指します。プライベートの暮らしの中で、業務形態に関わらずお店として営業、経営できるものです。
店舗ではなく、あくまで店舗併用の住宅として住宅ローン控除を受けられるメリットがあります。
建物の構造や間取りに対する自由度がある一方、この住宅ローン控除を受けるためには、店舗兼住宅として認定されるだけの要件をクリアする必要があります。
■ 店舗と住宅が独立せず、ドアなどを通して行き来できる。
店舗兼住宅の基準として、店舗部分と住宅部分が接続していて、ドアなどを通して移動できる構造である必要があります。
例えば、マンションのように102号室が店舗用、103号室が住宅用とする場合や外階段を使った移動しかできない場合は、各部屋が独立した構造となっているため店舗兼住宅とは認められません。しかし、1階部分を店舗、2階部分を住宅としたドアなどによる移動が可能な1つの建物としての構造であれば問題ありません。
■ 住宅部分の床面積は建物全体の2分の1以上とする。
大前提として、店舗併用の「住宅」であることに注意しなくてはいけません。
例えば、建物の大部分を店舗として使用して、寝泊りができるだけのベッドを置いただけでは、2分の1以上の住宅スペースとして認められません。住宅として認定される部分が、建物全体の床面積を半分以上確保できない場合は、店舗兼住宅には該当しません。
・ 住宅ローン控除は「住居」部分にのみ適用
住宅ローン控除に関する注意点として、控除の対象は「住宅」部分にとどまることを理解しておく必要があります。
また、住宅ローンの返済期間が10年以上あることや控除を受ける年の所得金額が3,000万円以下であることなど、住宅ローン控除自体の条件が含まれることも念頭に入れておきましょう。
店舗兼住宅がスマートな理由
・減価償却費や固定資産税も経費にできる
店舗兼住宅では、「店舗」部分での事業に必要な費用を経費として計算することができます。
事業を行う上で必要となる水道・光熱費、通信費、火災保険料など住宅用と按分した額を経費で落とすことはもちろん、「店舗」にかかるローンの利息部分を経費として含めることができます。(ローン元本部分は経費に含めない。)
さらに、その建物や設備に対する減価償却費や固定資産税も事業にかかる割合に応じて経費として落とすことが可能です。
・店舗家賃の費用を軽減できる
もし、自宅とは別に店舗を構えようとした場合、その店舗建物の建築費用や購入費用、場所を借りる場合には家賃費用が別にかかってしまいます。もちろん、店舗併用住宅であっても店舗部分に対する資金は必要ですが、個別に店舗を建てて事業を継続させるよりは、総資金の軽減、家賃を払わずに済むというメリットにつながります。
特に、開業開始時期は保証金などの物件取得費が必要となったり、経営が波に乗り切るまでに時間がかかったりします。そのため、開業時や今後の事業継続における余分なコストを避けて、余裕のあるスタートを切れることが望ましいです。
・仕事とプライベートの効率が上がる
個人事業主にとって、個人で仕事時間をうまく調整することは収入や結果にもつながる重要なポイントです。
無駄な通勤時間や交通費のかからない店舗併用住宅であれば、仕事の合間に自宅で休むこともプライベートの合間に残った作業を行うことも可能で、店舗の営業時間に関係なく効率的な仕事ができるかもしれません。
また、小さなお子様やご高齢のご家族がいる場合でも、目の届く範囲でプライベートと仕事が両立できる環境は、ご家族にとっての安心材料となることでしょう。
店舗兼住宅の注意ポイント
デメリットとなり得る注意ポイントも押さえておきましょう。
・プライベートに支障が出ないように
先ほどお話した仕事とプライベート両立のメリットの裏返しになりますが、仕事とプライベートの区切りが付けにくいというデメリットもあります。
便利な店舗併用住宅だからこそ、過度な労働やストレスをため込まないよう、仕事時間や範囲、プライベートをしっかりと分けておく必要があるかもしれません。
また、家族が住まう住宅としてのご近所づきあいに加え、お店としてのお客様づきあいがある点にも注意が必要です。お客様の出入りによる混雑や騒音など、近隣住民への理解や配慮が、今後のご家族の生活にも影響してくることを考慮して家づくりを進める必要があります。
・においや害虫問題を回避
カフェやレストラン併用の住宅を建てる場合には、飲食店特有のにおいや害虫問題を解消する対策を考えておかなければなりません。
例えば、生ごみや目立つゴミの置き場所を屋外の裏に配置する、目隠しやフタのできるごみ箱を設置するなど、においや害虫発生を抑える対策を講じる必要があるでしょう。近隣住民への影響はもちろん、「住宅」部分に住まうご家族の快適な生活を守るために、「店舗」と「住宅」のつながりをじっくりと設計することが大切です。
・集客を考えた土地探し
店舗兼住宅を建てるにあたり、暮らしやすさだけではなく、『集客』を考えた土地探しが必要となります。
人通りがよく、道路状況もよい土地を開業場所として選ぶのが望ましいですが、このような場所は、駅前や都市部など土地の値段も高い場合が多くあります。一方で、土地の安い場所であれば『集客』が難しくなる可能性も出てきます。
いざ店舗兼住宅を構えてから、『集客』に苦労するという失敗が起きないよう、周辺の環境や道路事情など、現地の情報をよく仕入れておく必要があるでしょう。
店舗併用住宅の施工例
お客様と創りあげた夢と理想がつまった店舗兼住宅の施工実例をご紹介いたします。
海外のようなキッチンがおしゃれな猫カフェ兼住宅
海外を連想させる印象的な窓が素敵な店舗兼住宅です。
猫たちがお出迎えしてくれる店舗スペース。
猫カフェを営むお客様がこだわった店舗併用住宅は、劣化対策やメンテナンス対策を講じた上で日本製と海外製の建材を組み合わせ、憧れの洋風スタイルで完成させました。
オーダーメイドのアイランドキッチンは、女性設計士が同じ目線に立って作り上げました。
ご家族のスペースとお店との移動も快適な猫たちも満足な家づくりが成功しました。
手作り感を大切にした美容室兼住宅
緑が魅力的なお庭ともマッチする、おしゃれな欧風の住まい。
ご夫婦そろって美容師のお客様がこだわった手作り感満載の欧風家づくり。店舗スペースである美容室にも手作りの優しさが垣間見えます。
ジョリパットで仕上げた美しい曲線の玄関ポーチは左官ならでは趣きある味わいです。アンティークな雰囲気の照明や玄関タイル、アイアン手摺のリビング階段など、造作や建材の細部にまでこだわり、設計士と何度も打ち合わせを重ね実現させました。
キューブスタイルが新しい美容室併用住宅
シンプルながら存在感のあるブラックキューブの住まいです。
明るく清潔感のある美容室を兼ねた店舗兼住宅。外観のシックなブラックキューブスタイルからは想像できない、ホワイトと木目調をベースに開放感のあるナチュラルな雰囲気です。
短い家事動線で暮らしやすさと無駄のないレイアウトを提案。
コンパクトでも吹き抜けやスリット階段など空間の広がりを意識した設計で視覚的な広がり持たせています。無駄なものを置きたくない、機能的な生活動線を大切にしたいご夫婦の希望で、すっきりと隠せる収納スぺ―スを入念に検討しました。
まとめ
店舗兼住宅で開業できる事業の形態に決まりはなく、カフェやレストランのような飲食店から美容院やネイルサロン、ベーカリーやショップなどさまざまです。自宅にいながら安心して、効率よくお仕事ができるのが最大のメリットです。
しかし、日本の土地には都市計画に基づく用途地域が定められています。そのため、店舗兼住宅を建てて開業する場合には、その地域や土地の細かい規制や条件を知っておく必要があります。特殊な家づくりとなる店舗兼住宅だからこそ、知識や実績のある信頼できる施工業者への依頼が重要です。店舗併用住宅のメリットを最大限に活かした満足な家づくりは、ご家族の大切なプライベート空間と快適なお仕事時間をスマートにつなげてくれることでしょう。
茨城で店舗併用住宅を建てるなら不二建設にお任せください
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Showroom龍ケ崎ショールーム「マイホーム発見館」
Model Houseつくばモデルハウス
Model House守谷モデルハウス
つくば梅園営業所
所在地:茨城県つくば市梅園2丁目1−17
連絡先:029-879-8333
定休日:水・木