3階建ての魅力と後悔のない間取りづくり|費用や注意ポイントを解説【茨城】
限られた土地を有効活用できるスタイリッシュな3階建ての注文住宅。
狭小地や変形地でも理想の暮らしが実現できるほか、3階建ての高さを活かした眺望のいい間取りやプライベートな空間ができるのが特徴です。
今回は、3階建て間取りの魅力とおすすめ設計が分かるおしゃれな実例と失敗例を元にした注意ポイント、設計のコツをご紹介します。
2階建てと3階建ての費用の違いについても解説しますので、ぜひ間取り選びの参考にしてみてくださいね。
- 3階建て間取りの魅力とをおすすめ設計の実例を見ることができます。
- 3階建てでありがちな失敗と2階建てと異なる費用のかかる部分について解説します。
- 土地探しや間取り設計に役立つ、3階建ての注意ポイントを押さえて理想の注文住宅を完成させましょう。
【実例】3階建て間取りの魅力|茨城
早速、茨城で建てたおしゃれな3階建て間取りの実例をご紹介します。
3階建ての魅力とおすすめ設計のポイントを解説しますので、まずはそれぞれの間取りの特徴に注目してみてください。
狭小地・変形地での建て替えに
両親と夫妻、お子様の三世代で暮らすスタイリッシュモダンな外観がかっこいい3階建ての実例。
元々住んでいた土地で、憧れのビルトインガレージがある二世帯住宅に建て替えるため、土地購入のコストがかからない3階建て間取りを選びました。
2階リビングから出入りできるルーフバルコニーでは、休日のBBQやアウトドアが気軽に楽しめるのが魅力です。
間延びしがちな外観を避けるために、ネイビーの外壁×木製のシャッターのコントラストが映える配色で仕上げました。
眺望・採光・通風のいい間取り
利便性の高い駅前の土地は、交通量も人通りも多く屋内への視線が気になるところです。
3階建て間取りの2階バルコニーや吹き抜け、ロフトなど、プライバシーに配慮した設計プランで、贅沢な眺望と開放感、安心感のバランスを取ることができます。
また、3階建ては、平屋や2階建てよりも高さがある分、住宅密集地や近隣に高い建物がある場合でも十分な採光や通風が得られるので、明るく心地いい住まいづくりに有利な間取りが完成します。
オリジナル間取りが手に入る
3階建て間取りは、1・2・3階それぞれパブリックやプライベートといった目的に合わせた空間や部屋をレイアウトすることで、生活・家事負担の少ない住まいをつくることができます。
また実例のように、あえて上下階のゾーニングを開放させた吹き抜けリビングで、ダイナミックな上下階のつながりを演出する間取りもおすすめです。
3階建て間取りでありがちな後悔
次に、3階建てで「失敗した」という声を元にしたデメリットとなり得るポイントをチェックしておきましょう。
上下階移動が負担
3階建ての間取りでは、階段の上り下りによる縦の移動が多くなるため、小さなお子様のお世話や高齢なご家族の介護・介助が必要な場合には、とても負担が大きいかもしれません。
また、洗濯物や買い物の重い荷物を運ぶ、家事負担も多くなるでしょう。
将来的なリスクも視野に入れて、ホームエレベーターの設置を検討するのもいいかもしれません。
非効率的な動線
平屋のように、生活・家事動線がワンフロアで完結しないので、水回りが上下階で分かれてしまう場合があります。
家事中心エリアの「キッチン⇔ランドリールーム」や「ランドリールーム⇔ファミリークローゼット」などの動線が離れると使い勝手の悪い間取りになってしまいます。
日常の動きを見直して、できるだけ動線が長くならない配置をじっくりと検討してみましょう。
冷暖房効率が悪い
3階建てで住まい全体の日当たりや風通しを考えた場合、吹き抜けをつくるケースが多くあります。
空気はあたたかいと上に冷たいと下に溜まります。
その結果、どうしても冷暖房設備の効きづらい住まいになってしまいます。
おしゃれなシーリングファンやシーン・空間に合わせた冷暖房器具の導入で空調をうまくコントロールしてみましょう。
3階建てと2階建て、費用の違いは?
続いて、3階建てと2階建て住宅の建築費用の違いを見てみましょう。
建築費用が割高になる傾向
一般的に3階建て住宅は、2階建てを選ぶよりも建物の本体価格が2~3割高くなる傾向にあります。
建物形状や設計プランによってはこの傾向が変化する場合もあるので、詳しくは気になる住宅会社に相談するのがいいでしょう。
地盤改良・構造計算費用がかかる
3階建ての住宅は、平屋や2階建てと比べて重量があるため、構造計算や土地調査が必須になります。
調査の結果、地盤改良が必要と認められた場合には、50~100万円程度のコスト負担を考えておかなければいけません。
土地の取得費用はお得なケースもある
3階建て間取りは、縦に床面積を取るので平屋や2階建てほど土地の広さにこだわる必要がないかもしれません。
そのため、土地価格の安い狭小地や変形地を活用した賢い家づくりも1つの手です。
3階建て間取りの注意ポイント
最後に、3階建て間取りをつくる上で大切な設計のコツと建築基準法に基づく規制を解説します。
理想の「間取り」
3階建ての間取りは、階段が増える分、使い勝手の悪いデッドスペースや無駄な動線がどうしても生まれてしまいがちです。
効率的に収納を確保するためには、階段下収納を設計したり、間仕切り収納を活用したりするのがおすすめです。
また、さらに床面積を増やしたい場合には、「廊下のない間取り」や「ロフト設計」を採用するのもいいでしょう。
ご家族とのスムーズなコミュニケーションや見通しのいい開放的な間取りを選ぶなら、リビング階段のある吹き抜け空間をつくって、贅沢で明るいデザインを楽しんでみましょう。
建築可能な延べ床面積「容積率」
容積率は、土地面積に対して建築可能な延べ床面積の比率を示します。
土地によって定められている容積率が異なるため、後悔のない家づくりのために土地探しの段階から、この数値を確認できるようにしておく必要があります。
例えば、3階建ての延べ床面積は一般的な2階建てと比べても大きくなりがちです。
そのため、3階建て間取りをつくるつもりで購入した土地が「思っていたよりも低い容積率だった」ということがないように事前にしっかりと確認しておくことが重要です。
建築可能な高さ「日影制限」
日影制限は、周辺の居住環境を保護するために定められた建築基準法上の制限です。
「中高層の建物によって生じる日影を一定時間内に抑えること」を目的とした制限で、3階建ての住まいにも適用されます。
日影制限では、敷地境界線の外側5~10mの間とその外側でそれぞれに定められた規制時間があり、その制限時間は地域によって異なります。
仮に、規制時間以上の日影ができてしまう場合には、建物の高さをさらに下げる必要が出てきます。
まとめ│メリット・デメリットを押さえた理想の間取り選び
3階建て間取りの魅力と注意ポイントをはじめ、おしゃれな実例やおすすめの設計プランをご紹介してきました。
土地の有効活用や眺望・採光・通風に優れた間取りであると同時に、生活・家事動線や冷暖房効率などの面で対策が必要なところがある間取りでもあります。
ぜひ、ご家族でじっくりと話し合い、希望の優先順位をつけながら、より理想的な間取りプランを納得の予算内で選んでみてくださいね。
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