【注文住宅】デザインの種類と決め方を解説!後悔しないコツも紹介
2023年6月公開
2024年10月修正
注文住宅を建築する場合、設備や間取り、断熱性能など、悩むポイントがたくさんあります。
そんな悩みのひとつが「デザイン」です。
注文住宅は決められた間取りやデザインがある訳ではないので、あなたの望む通りに自由にデザインを決めることができます。
しかし、それは悩みを誘うことにもつながります。
「和風?洋風?」「瓦?サイディング?」「モダン?伝統的?」
建築雑誌を見るたびに異なるデザインに目移りし、意見が変わってしまいます。
本記事では、注文住宅で大事な外観のデザインを5つの分類に分けて、特徴とともに紹介します。
どんなデザインの注文住宅を建築するのか悩んでいる人はぜひ参考にして、理想とするデザインを実現してみてください。
デザインにはどんな種類がある?
最初に、住宅のデザインにどのようなものがあるのか、5つに分けて紹介します。
「モダン」日本の家を体現
1つめは「モダン」なデザインの住宅。
スタイリッシュな雰囲気を持ちながら、温かみも演出できるモダン住宅は、これから紹介するデザインの住宅のいいとこ取りをした特徴を持ちます。
郊外の新興住宅地から、駅周辺の市街地まで、どんな環境でも合致します。
逆に、尖った外観的特徴を持たないので、デザインにこだわった「私だけの家」を実現するには不向きな家かもしれません。
事例のように、細部のデザインにもこだわったり、外構にも気をつかうことで自分らしさを演出してみましょう。
「キューブ型」シンプルな外観
>施工事例:色使いや素材で高級感を演出するキューブデザイン(行方市)
2つめは「キューブ型」デザインの住宅。
外観に曲がりや曲面が少なくなるので、必要な部材を少なくできたり、職人の手間を減らすことで建築費用を抑えられるメリットがあります。
安く建てられることに加えて、キューブ型ならではの外観も特徴的です。
シンプルな外観は可愛らしさとかっこよさ、どちらの雰囲気も併せ持つので、カワイイ・カッコイイで迷う人にもおすすめです。
キューブ型はどの家も同じようなデザインになると思われがちですが、キューブの大小や配置によって、さらに採用する外壁によって雰囲気は大きく変わります。
「キューブ型はローコストっぽい…」と考えず、おしゃれなキューブもあることを認識して、検討してみましょう。
「純和風」重厚な和の雰囲気
3つめのデザインは、伝統的な日本家屋の雰囲気を受け継ぐ「純和風」住宅。
和瓦や伝統的デザインの玄関など、他のデザインにはない独特の特徴を多く持ちます。
職人の手がかかる箇所が多いので建築コストは比較的高額になりがちですが、完成した後の満足度は高いでしょう。
また、和瓦を中心に、外観を形作る材料は寿命が長いものが多く、建築時のコストは高くても、お手入れやリフォームにかかる費用を抑えられるのもメリットです。
「ヨーロピアン」イギリス・ドイツを彷彿
>施工事例:手作り感のあるインテリアのやさしい住まい(龍ケ崎市H様邸)
4つめのデザインは、イギリスやドイツなどヨーロッパの街並みを彷彿とさせる「ヨーロピアン」テイスト。
その中でも施工事例はイギリスのチューダー様式を取り入れた注文住宅です。
レンガを積み上げた壁に煙突、外部に露出した木材などの特徴は目を引きます。
欧風な住宅を好む人にぴったりなデザインといえるでしょう。
「カリフォルニア」西海岸のサーフな雰囲気
5つめのデザインは、アメリカ西海岸を感じさせる「カリフォルニア」意識のデザインです。
施工事例のように、板張りに鮮やかな青色の塗装を施し、窓枠や屋根の縁取りを白で統一することで清涼感を演出しています。
美しい芝生や独特の門灯など、外構も含めて考える大切さを教えてくれます。
デザインの決め方は?
様々なデザインがありますが、デザインの決め方は「外観・実用性」の2つに分かれます。
いずれに偏っても不満を感じてしまうので、バランスをとってデザインを決めましょう。
外観の好みを優先
1つめは「外観の好み」を優先する場合です。
好みのテイストがある。
煙突がある家に住んでみたい。
外壁はレンガで覆った家にしたい。
こういった明確な外観デザインへの好みがある場合は、実現に向けて要望に近い雰囲気を持つ施工事例を集めてみましょう。
たくさんの事例を確認することで、細かい仕様も含めて設計士との相談がしやすくなります。
実用性を優先
2つめは「実用性」を重視する場合です。
建築後、長期に渡って快適に住み続けるためには、降雨を速やかに排除し、構造部や室内に雨が浸透するのを防ぐ必要があります。
そのためには、屋根型はシンプルな切り妻屋根が適していますし、軒・庇を大きく出すことで外壁への降雨の付着を防げます。
しかし、実用性を重視すると、外観デザインに制限が生じてしまいます。
外観か実用性か、どちらを重視するのかで外観や使い勝手は大きく変わります。
後悔が起きないよう、方向性をしっかり定めておきましょう。
デザイン選びで後悔することはある?
最後に、デザイン選びで後悔することを紹介しましょう。
せっかく悩んで決めたのに、デザイン面で後悔を感じてしまってはもったいないもの。
後悔を感じるときを知って、満足度の高いデザインの注文住宅を建築しましょう。
好みの外観が定まってなかったとき
1つめは「好みの外観が定まってなかったとき」です。
注文住宅を建築予定の人は分かると思いますが、好みのデザインは展示場や見学会を見るたびに移り変わります。
好みのデザインが移り変わる最中に図面を確定させてしまうと、建築途中で「あのデザインにすればよかった…。」と後悔を感じてしまうかもしれません。
「もう、好みのデザインは変わらない!一番私に合ったデザインだ!」と確信できたとき、契約に進むようにしましょう。
デザインの特徴を把握していないとき
「デザインの特徴を把握していないとき」も後悔を感じてしまうことがあります。
たとえば、キューブ型デザインを選択すると、軒・庇がないので、降雨時の雨だれが発生しやすい特徴を持ちます。
ヨーロピアンデザインを選択すると、木材が外部に露出する部分が生じ、その部分から先行して劣化が始まり、早期にメンテナンスが必要になるかもしれません。
建築予定のハウスメーカーに対して、採用しようとしているデザインにはどんなメリット、そしてデメリットがあるのかを聞いて、特徴を把握したうえで確定しましょう、
デザインを人と比べてしまったとき
「デザインを人と比べてしまったとき」も後悔が生じてしまいます。
どんなデザインにも、長所があれば短所もあります。
カッコよさを主眼に置いたデザインもあれば、可愛さを主眼に置いたデザインもあります。
つまり、見る人によって優れたデザインの基準は変わるということ。
大事なのは、あなたがそのデザインを愛せるのかということです。
一生懸命悩んで、ずっと愛し続けられるデザインを見つけましょう。
まとめ│注文住宅のデザインは熟考を!
注文住宅のデザインについて、どんな種類があるのか、そしてどんな特徴を持つのか解説しました。
住宅のデザインを決めるのは難しいものです。
様々なテイストがあり、細かなディティールも含めると迷うことばかり。
しかし、たくさん迷って決めた家こそ愛着が湧くもの。
多くの事例を見て、家族間で話し合って最高のデザインにたどり着きましょう。
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