茨城で注文住宅を建てる|メリット・デメリットを解説

 

家が欲しいと考えた時にいくつかの選択肢がありますが、一軒家なら注文住宅と分譲(建売)住宅のいづれかを検討すると思います。注文住宅のメリットとデメリットを解説していきます。自分たちにとって、メリットが大きいと考える最良の選択肢を考えるための参考にしてください。

 

注文住宅の種類と特徴

実は、注文住宅といっても、大まかに3パターンあります。デザインや素材など細かな要望に応えていく「フルオーダー住宅」と一定の制約をや決まり事の範囲で設計する「セミオーダー住宅」、あらかじめ用意されたプラン集から選択していく「規格住宅」。フルオーダー住宅、の場合、基本的にプランニングからインテリアデザイン、内外装や設備など様々な要望に対して応えるため満足度は高い。一方で選任スタッフが一邸ごとに対応していくため完成までに日数を要し、建築士や建築会社のスキルが求められるため担当者との相性が重要になってきます。セミオーダー住宅は、フルオーダーほど自由度はなく仕様などの選べる範囲も決まっていることが多いためこだわり過ぎない範囲で要望を叶えることが出来るコスパ、タイパ良い家づくりをしたい方におススメです。規格住宅はあくまで「選ぶ」ため、ここではフルオーダーとセミオーダーを注文住宅として解説していきます。

 

注文住宅の依頼先について

注文住宅の依頼先は大きく分けて「ハウスメーカー」「工務店(地場ビルダー)」「設計事務所」に最近では「パワービルダー」と呼ばれる中堅ハウスメーカーの立ち位置で住宅を提供している建築会社も依頼先候補に挙げられると思います。それぞれの特徴を知ることで、自分たちの理想をかなえてくれる依頼先を発見することが出来ます。

ハウスメーカー

全国展開している大手9社を含むハウスメーカーといわれる建築会社は、主に規格住宅やセミオーダー住宅を主力にしている会社が多いといえます。大量生産と高品質を謳い、工場である程度必要な資材を組み立てて現場での工程を減らすことで工期短縮にも強みがあります。一方でマニュアル化された家づくりは他と比較して設計の自由度が少ないことが多く間取りやデザインに制約がありがちです。

工務店(地場ビルダー)

主に地域に根付いた工務店(地場ビルダー)は、年間数棟から数十棟と会社規模や展開方法も様々のた定義づけすることが難しいですが、地域密着型で家づくりを行っています。ハウスメーカーの多くが工務店に下請けを依頼していることを考えると、工務店の多くは自社施工のため価格メリットが得やすいと言えます。注文住宅の場合、フルオーダー、セミオーダー住宅を中心に手掛ける会社と、規格住宅を中心に手掛ける会社に分かれます。

パワービルダー

複数の県や首都圏などにまたがり数百棟から数千棟規模まで幅広く対応しているパワービルダーは、工務店(地場ビルダー)との間に明確な違いがありませんが、中堅ハウスメーカーにの位置づけのなるでしょうか。規模感を生かしてフルオーダー、セミオーダーともコストパフォーマンスの良い住宅を提供が期待できる一方で、営業担当がプランニングから予算管理まで行うことが多く、担当者のスキルや対応にバラつきある点は考慮する必要があります。

設計事務所

設計、工事監理業務を主体として、施工は提携先の工務店や建築会社に依頼するため、設計士と直接会話が出来ることや設計の自由度が一番期待できる依頼先と言えます。一方で設計事務所が数名で運営している会社も多く、施工は工務店などへの分離発注になることが多いのが特徴。担当する建築士のこだわりや好みが提案に反映されるため自分たちのイメージに合う実例があるのかを確認するとよいでしょう。

 

注文住宅のメリット

注文住宅を建てるメリットを分譲住宅と比較して解説していきます。

 

  • 自由設計の家づくり:希望の間取りや外観デザインやインテリアなどを自分たちで決めることが出来ます。間取りやデザインにこだわりがある方にとって選択肢があることは大きなメリットといえます。
  • 採用する建材や設備が選べる:外壁材から内装材、キッチンなどの住宅設備を自由に選べるため、最新の設備やこだわった建材を採用することも可能。最近では省エネルギー性能に配慮した断熱材や省エネ設備の導入を検討する方も増えていますが、注文住宅なら自由に選択できます。
  • 変形地や狭小地にも対応土地から購入する場合、極端な変形地や狭小地でなければ設計の提案力で敷地のデメリットを解消することが出来ます。立地や価格などに魅力があるけど敷地形状に不安がある場合は、事前に建築士に相談すると良いでしょう。
  • 建築中を確認できる:分譲住宅と違い、着工から完成まで家が出来る過程をチェックすることが出来るため、手抜き工事の心配が減り不安を解消できます。
  • コストコントロールが出来る:大きさや仕様グレードの選択でコストコントロールが出来るため、自分たちの予算に合わせて家づくりができます。

注文住宅のメリットは完成した分譲住宅とちがって全くのゼロから作り上げていきます。建築の専門家である建築士や現場監督の力を借りながらオンリーワンの家をつくるため様々なメリットがあります。分譲住宅をたくさん見学してもイマイチ自分たちの好みと合致しない場合は、注文住宅の選択肢も考える必要があると言えます。

注文住宅のデメリット

注文住宅を建てるデメリットを分譲住宅と比較して解説していきます。

  • 完成までの日数を要する:建築会社の比較検討からプラン確定、許可申請を経て工事着手になるため、計画を初めてから約1年程度の日数を要します。いつまでに住みたい等の希望がある場合は建築会社に依頼する段階で伝達することが重要です。
  • 完成イメージが湧かない:自分の好みを反映できる一方、普段見慣れないカタログやサンプルでイメージしていく必要があるため、完成イメージが湧きにくい点があります。最近では3DパースやVR技術により分かりやすくなってきました。
  • 全体予算の把握がしにくい:一般的に本体工事以外にかかる諸費用は、20~30%くらいといわれていますが、必要な工事や許可申請が建築地によって異なります。そのため建物以外にどのくらい費用が掛かるを把握するための調査に時間がかかります。
  • 担当者との相性で満足度が変わる:相談から完成まで時間をかけて家づくりに携わる担当者との相性はとても重要になります。住宅の提案力や会社の安心感だけでなく相性や信頼関係を構築出来る担当者にめぐりあう必要があります。

分譲住宅はすでに完成した住宅を購入できるため、空間がイメージしやすく直観的に良し悪しを判断できるのが良い点。一方、まったくのゼロからつくりあげる注文住宅は、プランや仕様を自由に選択できる半面、自分で判断していく必要があります。出来ているものから選びたい方は分譲住宅、自分の好みやこだわりの実現をしたい方は注文住宅が理想的といえます。

茨城で注文住宅を建てるメリットは?

茨城県は、一戸あたりの住宅敷地面積の平均が395㎡と全国一位。(平成30年10月調べ)東京を中心に40㎞圏内のあたる取手市、守谷市は他県の同条件の地域と比較して比較的土地価格の相場が安くなっているなど、東京通勤県内では比較的注文住宅を検討しやすい環境にあると言えます。いわゆる住宅地の敷地面積も他地域の同条件と比較してゆったりしているため自分たちの理想通りの注文住宅の実現もそれほど難しくはないかもしれません。

平成30年住宅・土地統計調査結果の概要:調査結果の概要2

 

まとめ

 

家づくりは家族の将来の住まい方に大きく影響するため、何を優先順位に考えるかで大きく変わります。注文住宅と分譲住宅の選択肢の中から、注文住宅を選ぶメリットとデメリットについて解説してきました。茨城県は比較的注文住宅を建てる環境が整っているため、マンションや分譲住宅より、自分たちのこだわりを実現できる注文住宅を検討してみてはいかがでしょうか。

 

茨城でこだわった注文住宅を建てるなら不二建設にお任せください

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Showroom龍ケ崎ショールーム「マイホーム発見館」

名 称:龍ケ崎営業所
所在地:茨城県龍ケ崎若柴町2240-797
連絡先:0297-60-2311
定休日:水・木
お問合せ・ご予約はこちらから

Model Houseつくばモデルハウス

名 称:つくば営業所
所在地:茨城県つくば市研究学園6丁目51-1つくばハウジングパーク内
連絡先:029-861-1377
定休日:水・木
お問合せ・ご予約はこちらから

Model House守谷モデルハウス

名 称:守谷モデルハウス
所在地:茨城県守谷市本町241-1総合住宅展示場 守谷住宅公園内
連絡先:0297-47-0300
定休日:水・木
お問合せ・ご予約はこちらから

つくば梅園営業所

名 称:つくば梅園営業所|注文住宅の設計事務所
所在地:茨城県つくば市梅園2丁目1−17
連絡先:029-879-8333
定休日:水・木

モデルハウス、ショールームのご予約はこちらから。

監修者情報

吉田基生

吉田基生二級建築士 宅地建物取引士 測量士捕

卒業後に某ハウスメーカーに入社。住宅営業、住宅FC部門のOFCを経験する。1999年に地元の不二建設に入社。営業、設計担当としてお客様の家づくりに携わる一方、企画住宅の開発やホームページの管理運営、宣伝広告などの業務を行う企画開発部の部門をつとめる。