平屋の「デメリット」ご存知ですか?│後悔を抱えやすいポイントと解消のコツ
実例紹介:デザイン光る憧れのガレージのある平屋の住まい -K様邸-
平屋のデメリットをご存知ですか?
上下動が少ない、重厚感がある。
メリットが強調されがちな平屋ですが、実は多くのデメリットも存在します。
知らなければ、建築後に「こんなはずでは…」と後悔につながるかもしれません。
一方で、設計段階で知っておけば、対処して解消することもできます。
どんな点に後悔を感じやすく、どうすれば対処できるのか、ポイントを解説するので平屋を検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
WORKS
デメリット(1)必要な土地が広くなりがち
平屋は床面積が広くなれば、それだけ駐車場など外構部分に進出します。
自然と「必要になる土地面積は広くなりがち」で、土地の購入価格も高くなります。
予算に制限がある以上、土地にお金をかけすぎると建物を小さくすることになり、建築後に後悔を抱えてしまうでしょう。
計画前に資金を貯めておく
対策としては「十分な資金を貯めておく」ことが第一です。
建築本体も総二階建てと比べて高額になりがちなので、その点からも予算を十分に確保することをおすすめします。
土地の取得費が高額になってもなお、平屋には余りある魅力があるので、予算が厳しい場合は郊外のエリアも含めて検討し、土地の坪単価を落とすなど対策を立てましょう。
必要になる家・土地の広さを把握する
必要以上に広い土地を購入しても意味がありません。
あなたにとって「必要な土地の広さを見積る」ことで、土地購入の費用対効果が高くなります。
結果として、土地購入後の残金を十分に残すことができ、建物にも適切な費用を充てることができるでしょう。
デメリット(2)外構を圧迫しがち
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最初の話題で触れたとおり、平屋は「建築部分が外構を圧迫する」ことがあります。
家のことを考えるとき、どうしても外構より建築を優先してしまいがちで、外構の広さや仕様は後回しになりがちです。
しかし、住んでみると外構の重要性を感じる場面は多く、使い勝手やデザインの不足を感じるたびに後悔してしまうでしょう。
必要な駐車場の数・広さを把握する
後悔しないために、最低限「必要な駐車場の数・広さ」を決めましょう。
たとえば、夫婦の分の車、さらにお客さん用に1台、計3台の駐車スペースが必要なら、絶対にそのスペースは死守しましょう。
もし、建物が広くなりスペースを確保できない場合は、あなたにとって検討している土地は狭い土地なのかもしれません。
庭に求める広さを確定する
駐車場と同様に「必要になるお庭の広さ」も見積もります。
ガーデニングや家庭菜園を楽しむには一定度の広さが必要です。
趣味として楽しみたいなら庭に求める条件を整理して、必要となる広さを計算。その広さは守って建築の計画を立てましょう。
デメリット(3)収納が不足しがち
床面積を増やすと外構を圧迫したり購入費用が高くなってしまう平屋では「収納を確保するのが困難」です。
一方で、適切な収納量を確保しなければ、移動や生活のための空間に物があふれることになり、生活感が出てしまいます。
必要な収納量を決めておく
あなたの物の持ち方や、将来発生すると考えられる物を考えて「どの程度の収納があれば生活できるか」考えてみましょう。
適切な収納を確保できれば持ち物を綺麗に収納でき、無駄な収納を作って建築費用が上がるのを防げます。
まずは現在お持ちの物リストを作ることから始めてみましょう。
デッドスペースを活用する
階段下や小屋裏部分など「デッドスペースを活用」しましょう。
小上がり和室の下部やキッチン背面など、収納として利用できる部分は多いもの。
有効に活用して収納を確保しましょう。
デメリット(4)外部環境の影響を受けがち
平屋は全ての部屋が地面と接するので「外部環境の影響を強く受けます」。
外を走る車の振動も伝えてしまうため、寝室など静かにしたい部屋が道路に面していると、間取りを配慮すればよかったと後悔するかもしれません。
中庭を設ける
対処法は、ストレス源となる外部要因から、対象となる部屋を遠ざけることです。
たとえばリビングや寝室を「中庭」に向けて配置すれば、音や振動、ホコリを気にすることなく窓を開けられます
通行人からの視線を気にせず生活できるので、プライバシーが気になる人にもおすすめです。
外構・植栽で対処する
「外構や植栽」での配慮も有効です。
外構を全てコンクリートで固めてしまうと、コンクリートが熱を持ってしまったり、照り返しで室内の温度を上げてしまったりする場合も。
適度に植栽を設ける、枕木など自然素材を活用するなどして、室内に好ましい影響を与える外構を心がけましょう。
デメリット(5)通風・採光が不足しがち
南北方向にも伸びがちな平屋は、光を取り込める南の窓から遠い空間を作ってしまいがちです。
結果として一日を通して「暗い空間や風の通らない場所」を作ってしまい、カビの発生につながることもあります。
ジメジメ感や暗い場所は気持ちにも悪影響なので、ぜひとも対処したいデメリットです。
中庭を設ける
ここでも「中庭」が活躍します。
中庭を設ければ、南に位置する窓を増やすことができ、効率的に光を取り込めるでしょう。
さらにプライベートな空間なので、一日を通してカーテンを開けて、人の目を気にせずに存分に外に開くことができます。
天窓・高窓の利用
「天窓や高窓を利用する」のも手です。
高い場所に位置する窓、特に天窓は効率的に光を取り込めます。
また、熱い空気が上昇する性質を利用して効率的に排気して、十分な換気を図れるでしょう。
デメリット(6)防犯性能が不足しがち
平屋は全ての窓が外部と接するため、「防犯性能の面で不安」を感じることがあります。
防犯に不安を抱えたままで生活すると、夜中に換気をすることにも抵抗を覚えるでしょう。
平屋を建築するなら防犯にも気を配りましょう。
防犯に配慮した設備の利用
近年は「防犯を意識した製品」が販売されているので積極的に活用しましょう。
たとえば、ルーバー状になっていて通風を図れる雨戸。
外出先でも受け答えできるドアホン。
昔からありますが、窓に設置する面格子。
防犯を意識しつつ、おしゃれさは保てる製品もあるので、活用したいですね。
防犯に意識した外構に
「不審者が長居しづらい外構」を意識するのも手です。
道路側に外壁を設けないオープン外構なら、不審者は侵入を避けるでしょう。
ほかにも音の出る砂利、視線は通すメッシュタイプのフェンスなど、防犯に役立つ外構を意識しましょう。
まとめ│デメリットを克服して暮らしやすい平屋を実現
平屋が抱えるデメリットを解説したうえで、弱点を克服する方法も紹介しました。
デメリットは事前に知っておけば対処できます。
対処法するコツをつかんで、豊かな平屋ライフを楽しみましょう。
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