茨城で平屋を建てる|注文住宅で平屋をローコストに建てる4つのポイント!
2022年1月 掲載
今、幅広い世代から平屋の暮らしが注目を集めています。茨城は都心からもほど近く、敷地面積も確保しやすいことから平屋を建てたいという方が増えています。そんな中、「茨城で平屋を建てるなら相場はどれくらい?」「おしゃれな平屋をローコストに建てられる工務店やハウスメーカーはどこ?」と思う方も多いでしょう。できるだけ予算は抑えたいとはいえ、自然に近い平屋の落ち着いた暮らしや、デザインは妥協したくはありません。そこで、今回は、茨城で注文住宅のこだわりの平屋をできるだけリーズナブルに建てるポイントをご紹介します。是非参考にしてみてくださいね。
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茨城の平屋の相場【2024年更新】
茨城の平屋の新築費用の相場は、20坪~25坪の場合、建築費で1,500万円~2,000万円程度。25坪~30坪の場合、1,700万円~2,200万円程度、30坪以上の場合、2,200万円~となります。
工務店で木造平屋を建てる場合を例にすれば、建築費の坪単価の相場は60万円~です。たとえば25坪の場合、坪単価が約60万円とした場合の相場は約1,500~2,000万円となります。なお、建築費は工務店・間取り・建材・設備などによって異なりますので、ご参考まで。
参考)平屋と二階建ての相場の比較
なお、一般的に、平屋の「坪単価」は、二階建て住宅と比較して割高と言われます。しかし、実際の予算は「総工費」で比較しますので、平屋と二階建てで、単純比較はできません。例えば、平屋と二階建てを同様の延べ床面積で比較すると、確かに平屋のほうが基礎・屋根の面積が広くなる分、坪単価は高くなります。一方で、平屋には階段周りのスペースや、二階トイレなどの設備費用、施工の足場費用などが不要です。その結果、総工費でみると、坪単価ほどの差はなく、実際には同程度で済むケースも多くあります。さらに言えば、20坪以下程度の小さな平屋ならシンプルな動線のコンパクトな家がローコストで建てられます。
平屋を完全自由設計の注文住宅で建てる
では、茨城の工務店で平屋を完全自由設計の注文住宅で新築した施主の方に、その後の住み心地などの口コミ情報を集めてみましたのでご紹介します。
・茨城は平屋が建てやすいと思います。東京から県南に移住してきましたが、平屋の暮らしができるようになり、本当に良かった、と毎日思います
・平屋なのでシンプルさを優先しました。結果的に総工費が2階建てのプランよりより安く済んだ
・私の実家は2階建てなのですが、平屋に住んでみて、動線が良くて、家事、特に掃除が楽になりました
・やっぱり家族とのコミュニケーションがとりやすいのが一番かな
・平屋のほうが開放感があって意外と広く感じる
・雰囲気も落ち着くし、段差も少ないので、老後も安心して暮らせそう
・畑(家庭菜園)がキッチンに直結する平屋の暮らしはやめられないです。近所とのお付き合いもしやすい
・茨城はガレージハウスが建てやすい。平屋でも建てる場所に困らない(笑)
・平屋は自然とも繋がりやすいし、デザインも重視して建てられた
・雨どいの掃除も簡単なのでメンテナンスもしやすい、等
茨城の自然と家族が快適に暮らせる家の中と外の動線がつながりやすい平屋の暮らしが魅力的なようですね。また、シンプルさ、動線のコンパクトさを優先することで平屋の良さが引き立つに結果になっていることも注目です。
茨城でオシャレな平屋をローコストに建てる4つのポイント
前述のように、茨城で人気の平屋は、家の中と外の動線の良さ、シンプルさが暮らしやすさにつながっています。そんなおしゃれで機能性も高い平屋をできるだけ予算内に抑えながら建てるには、どのようにすればいいのでしょうか?そのポイントをご紹介します。
ポイント①形状をシンプルにする
第1のポイントは、家の形状をシンプルにすることです。完全自由設計の注文住宅は、こだわりの家づくりができるのが魅力です。しかし、デザイン性を重視しながら予算を最適化するには、そのバランスをとるために、家のシルエットや形状をできるだけシンプルにすることで、全体のコストが最適化しやすくなります。L字型やコの字型の平屋はおしゃれですし、間取りも自由度があります。一方で、家の計上が複雑になったり、水回りが分散すると、その分の施工コストがかかります。形状のシンプルさは、デザインを洗練させたり、間取りや生活動線・家事動線のシンプルさにもつながり、家事も楽になる効果もありますので、シンプルさを追求してみるのもよいでしょう。
ポイント②コンセプトを統一する
第2のポイントは、デザインのコンセプトを統一することです。建築費をできるだけローコストに抑えたいからこそ、デザインの統一性を重視して、それに見合った素材選びが重要になります。部材の素材や色に統一感がないと、せっかくのおしゃれなデザインもちぐはぐな印象になってしまいます。質の高いスタンダードな素材で、同一の世界観が表現できるように統一感のある素材を中心に選べば、価格もリーズナブルでシンプルな質の高い空間に仕上がります。完全自由設計の良さは、この素材選びにもこだわることができる点にもあります。当社は、このような部材や素材なども含め最適な素材選びをデザインと価格の両面から最適なプランづくりのお手伝いができます。
ポイント③優先順位を明確にする
第3のポイントは、優先順位を明確にすることです。注文住宅の家づくりは、理想のイメージと予算の間で優先順位をつけながら様々な選択をしていく必要があります。できるだけローコストに抑えたいとはいえ、安くてもデザインや機能的に納得できなければ、後々後悔することにもなりかねません。その時、重要な指針になるのが、自分たちらしさ、どんな暮らしをしたいのか、何が大切なのか、という価値観です。家づくりは、人生のうちで、そう何回もできるものではありません。今は、考えがまとまっていなくても、家づくりの経験豊富な工務店のスタッフや設計士に相談していくと、次第に自分たちなりの考えが見えてくるようになります。そうか自分たちは、こういう暮らしがしたいんだ、ということに気づいていくプロセスが、家づくりでもあるのです。
ポイント④性能や構造を提示する施工会社を選ぶ
第4のポイントは、施工会社の選定です。いい土地には、いい家が建ちます。特に平屋住宅は、その気候風土に適合した家づくりがポイントになります。また、できるだけリーズナブルな予算で、その土地に合ったデザインの平屋を建てるには、その地域特性を熟知していることはもちろん、そして平屋のデザイン住宅をリーズナブルに建てられる工務店であることが求められます。大手ハウスメーカーなどの場合、自由設計と言ってもあらかじめ決められたパターンから選ぶことになったり、同程度の仕様でも坪単価の桁が変わってくる場合もあり、割高になるケースもあります。特に平屋を建てるなら、部材の仕入れや設計ノウハウなども蓄積している、地元で施工実績が多い工務店がリーズナブルに平屋を建てるために重要な要素です。また、ただ省エネ性能や構造に対してしっかりとした指針を提示する施工会社を選ぶことも、長く生活する住まいにとって大事な点です。
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平屋のメリット・デメリットまとめ
では、あらためて平屋を建てるにあたって検討しておきたいメリット・デメリットと注意点について、簡単に整理しておきましょう。
メリット
①自然に近い空間づくりがしやすい
平屋はテラス、土間、ウッドデッキなど、室内と屋外をゆるやかにつなぐ空間づくりがしやすいのがメリットの1つです。平屋の佇まいは、自然と調和する存在感そのものが魅力でもあります。
②家事が楽になる
平屋に実際に住むと日々実感するのが家事がスムーズになること。特に掃除がしやすくなったと多くの施主の方から伺います。実際に水回りを1か所に集めたり、段差も少なくなりますので、家事動線がコンパクトになることはもちろん、掃除の動作がしやすくなるので、こまめな掃除が面倒にならないのもメリットです。
③コミュニケーションがとりやすい
平屋の暮らしは、家族の存在を感じやすく、同じ空間を共有している感覚が持てます。子育て世代からもシニア世代からも支持される理由が、この平屋の安心感でもあります。
④安定感がある
平屋は地震や風に強い構造です。構造上の強度が確保しやすく安定感があります。
⑤メンテナンスがしやすい
長期的な視点では、屋根、外壁、設備などのメンテナンスがしやすいのも魅力です。雨どいや軒裏の蜘蛛の巣などもとりやすく、外回りのメンテナンスも楽になります。
デメリット
①広い敷地が必要
当然ですが2階建てと違って1階にすべて配置するため、より広い敷地が必要になってきます。特に南面に建物などがあると、庭が確保されない場合日当たりや風通しが悪く、不便を感じるかもしれません。
②建築コストは割高になる
平屋の30坪と総2階建ての30坪を比較した場合、平屋は割高になります。これは、基礎や屋根の面積が単純に2倍必要になるためです。地盤改良が必要な場合も改良工事の面積が広くなるため、地盤が悪そうな敷地の場合は補強工事の予算を多めに確保しておく必要があります。
③水害が予想される地域の避難
平屋は地震や風にも強く、いざというときに水平避難がしやすい一方で、水害や洪水時などの垂直避難はしにくいので、自治体のハザードマップを参考に、立地選定からはじまり、その土地に合った家づくりを検討する必要があります。
平屋を建てる際の留意点
以上のように平屋にはメリットもデメリットがあります。暮らしてみてしみじみと実感する暮らしやすさが魅力です。一方で以下の点を留意しながら家づくりを検討する必要もあります。
留意点①防犯や防災への備え
1階にすべての部屋がある平屋は防犯対策をしっかり考えておく必要があります。大きな窓にはシャッターや安全合わせ複層ガラスや防災安全合わせ複層ガラスといったガラスが破壊しにくいサッシに変更しておくのも安心です。また、浸水が予想される地域の場合は、ロフトなどを配置して垂直移動が出来る避難場所を確保しておくと安心でしょう。
留意点②光と風を通りやすく
平屋は、近隣環境の影響を受けやすく、季節ごとの採光と通風の確保も考慮したパッシブ設計の考え方が必要です。隣家の建物や自然環境によって、冬の日照角度、夏の風向きを踏まえた、窓の位置や壁の位置など、特に住宅の中央部は、風が自然対流したり、日照も取り込みやすいような間取りの工夫が必要です。
留意点③収納スペースを確保する
平屋をつくる場合は特に十分な広さの収納量を確保することをお勧めします。限られた敷地で計画する場合、どうしてもリビングや部屋の広さを優先しがちですが、物があふれてかえって騒々しい部屋になってしまうかもしれません。建物の床面積から収納スペースの割合を収納率といいますが、同じワンフロアのマンションの場合8~10%といわれているため、この割合は確保しておきたいものです。小屋裏やロフトの設置も検討してみたいところです。
留意点④地域の事情に詳しい平屋の施工実績が多い工務店を選ぶ
平屋住宅と二階建では、設計の考え方、部材の調達、施工方法などが異なります。全国規模の分譲二階建てのパッケージ建築を得意とする工務店もあれば、地元密着で昔ながらの家づくりが得意な工務店、デザイン住宅をローコストに建築するのが得意な工務店、様々なタイプの家づくりに対応できる工務店など、それぞれ特長があります。平屋はその立地や環境などの地域特性の影響を受けやすいため、その地域で施工実績の多い工務店や、あなたのイメージにあった設計をしてくれそうな設計士が在籍していそうな工務店、相談しやすい工務店など、地域性、施工実績、設計士の数などの視点で候補を選定するとよいでしょう。
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まとめ
茨城県南エリアは、首都圏からも程近く、自然に溶け込む平屋住宅を建てやすいのが魅力です。割高と思われがちな平屋でもおしゃれな設計次第でローコストに建てることが十分可能です。できるだけシンプルでコンパクトな形状にすれば費用は抑えられます。一方で、自由度の高い間取りやデザイン性も重視しつつ、できるだけコストを抑えた家づくりをするためには、どのような暮らし方をしたのか、そのために何を優先したいのか、という要望の優先順位付けが重要です。自分たちの「これがいい」あるいは「これでいい」という価値観を、地元で施工実績の多い工務店のスタッフや設計士に相談しながら家づくりを検討されることをおすすめします。
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