40坪の間取りでつくるおしゃれな家|おすすめ空間デザインと注意ポイント
「家族の人数が多いから間取りに余裕のある家を建てたい」「郊外で優雅に暮らせる広い家に憧れる」といった方に選ばれる平均的な住まいよりも少し広めの40坪台の家。
一般的な3~4人家族向けの30坪台の家にはできない、ゆったりとした間取りやオリジナリティのある外観が手に入るのが魅力です。
今回は、40坪間取りの基本ポイントとおしゃれな間取りアイデアを実例と合わせてご紹介します。
気になる外観デザインや間取り、費用に関する注意事項も解説しますので、ぜひ家づくりの参考にしてみてくださいね。
- 40坪間取りの広さや特徴を知ることができます。
- 40坪あればできるおしゃれな間取りの実例を見ることができます。
- 40坪の家の外観デザインや間取り、費用の注意ポイントを解説します。
40坪の間取りとは
40坪の住まいは、約132㎡=約80畳の4人家族で暮らすのにちょうどいい広さです。
2021年度の「フラット35利用者調査」によると、注文住宅の平均面積は123.8㎡(約37坪)となっており、40坪の家であれば平均よりも少しゆとりのある間取りや選択肢のある外観を手に入れることができるでしょう。
しかし、広いからと言って理想の暮らしが叶うわけではありません。
機能性やデザイン性のバランスを図りながら、価値ある空間・動線づくりを心がけていきましょう。
【実例】40坪でできるおしゃれな間取り
早速、40坪の注文住宅を建てるならぜひ取り入れたい、床面積の余裕を活かした、おしゃれで快適な間取りアイデアを実例と共に見ていきましょう。
吹き抜けのある二階建て
採光と通風に優れた開放的な「吹き抜け」は、40坪間取りで床面積に余裕ができればぜひ取り入れたいプランです。
高窓から差し込む光が、間取り全体を明るく照らし、おしゃれで心地いい環境をつくってくれます。
吹き抜けは、デザイン性のあるリビング階段やスキップフロアとの相性も良く、見通しのいい立体的な内装づくりにおすすめです。
高級感のあるリビング階段
40坪間取りの広さを活かして、広めのリビングにおしゃれな「リビング階段」をつくるのもいいでしょう。
あえて、廊下をなくして空間のデザイン性と動線の機能性を高めるのがポイント。
透過性のあるスケルトン階段で圧迫感のないインテリア仕様のスタイルに仕上げるのがコツです。
リゾートライクな中庭
40坪以上の家を建てるなら、広い家でも自然光や心地よい風を取り込めるプライベートな「中庭」のある間取りをつくるのも贅沢です。
どの部屋からも出入り可能で、かつ二階からも眺められる植栽のある中庭は、使い勝手もバツグンです。
天気のいい日には家族でBBQやアウトドアを楽しんだり、夜は星空を眺めながら夫婦で晩酌をしたり、外からの視線を気にせず自由に活用できるプライベートガーデンは魅力的です。
憧れのアイランドキッチン
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広いキッチンスペースを要する「アイランドキッチン」設計も40坪台の住まいなら採用しやすくなります。
キッチン周りに動線となる通路幅を確保するので、親戚や友人を集めてパーティーをする際の使い勝手や距離感にも優れています。
ご家族が調理・配膳・片付けの手伝いをする時に、動線がぶつからないのも嬉しいポイントです。
使い勝手のいいシューズクローク
間取りや空間に余裕が生まれる40坪台の住まいなら、憧れの収納にもこだわることができます。
土間玄関続きの便利なシューズクロークやファミリークローゼットなど、外出・帰宅動線に合わせたレイアウト設計で、負担のない取り出し・片付けが叶う快適な住まいが実現します。
1~2畳前後の空間があればできるのと、土間続きにすることで自転車やアウトドア用品などが置けるのが便利です。
間取り40坪の家のおすすめ外観デザイン
床面積の広い住まいは、自然と家のシルエットも大きくなるので「高級感のある家」「邸宅」をイメージした家づくりにも効果的です。
一方で、40坪以上の広い家になると建物のデザインが難しくなったり、シンプル過ぎてのっぺりとした変化のない仕上がりになってしまう恐れがあります。
大きな家になるほど、外構とのバランスも考えたトータルコーディネートで、屋根の形状や建物の凹凸、窓の種類にこだわって、程よい立体感とデザイン性の外観に仕上げていきましょう。
40坪間取りの注意ポイント
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最後に、40坪間取りで後悔しないために知っておきたい注意ポイントもチェックしておきましょう。
40坪の家の土地探し
平均的な住宅よりも大きな40坪の注文住宅を建てるなら、その広さに適した敷地面積と建ぺい率・容積率の土地選びが必要になります。
-
・建ぺい率: 建築面積の上限
-
・容積率: 延べ床面積の上限
こちらを参考に、敷地面積と延べ床面積の関係の例を見てみましょう。
・敷地面積200㎡ × 容積率50% = 延べ床面積の上限100㎡(約30坪)
・敷地面積100㎡ × 容積率100% = 延べ床面積の上限100㎡(約30坪)
・敷地面積100㎡ × 容積率150% = 延べ床面積の上限150㎡(約45坪)
上記を見ても分かるように、敷地面積が同じあるいは広くても容積率が高くないと、延べ床面積の広い家を建てることができません。
また、平屋の場合は建ぺい率で床面積の上限が決まるので、さらに広い土地の確保が必要になります。
40坪の家の固定資産税
広い家の固定資産税が高いと言われる理由は、床面積の広さだけでなく、新築住宅の「軽減税措置」の関係があります。
固定資産税の軽減措置は、令和6年3月31日(令和4年度税制改正により2年間延長)までに建てられた新築に適用され、一戸建ての場合は3年間で半分に減額、また長期優良住宅の場合は5年間で半分に減額されます。
新築住宅の軽減措置を受けるためには、居住部分の床面積が50㎡以上280㎡以下であることが条件です。
また、居住床面積120㎡相当分についての減額であり、120㎡を超える部分については減額されません。
そのため、「120㎡=約36坪」を超える40坪台で軽減税率が適用されない部分の税金が高くなる言われているのです。
固定資産税は、建物や土地の評価額が大きく影響するため、大きい家だから税金が高くなるとは一概に言えない点にも注意が必要です。
ランニングコストにも注目
どの坪数の住まいにも言えることですが、新築時の土地代・建物本体価格・付帯工事費・別途工事費・その他諸費用など家づくりにかかるトータルコストだけでなく、広い家を建てればその分ランニングコストや将来のメンテナンス・修繕費用がかかる点を念頭に入れておくことが大切です。
広い間取りゆえの生活・家事動線の無駄や冷暖房設備の非効率的な選択がないかなど、暮らし始めてからの環境にも注目して、価値ある家づくりを計画していきましょう。
まとめ│おしゃれで満足なゆとりある家づくり
平均的な住宅より広い40坪の家で叶える憧れの間取りやゆとりある間取りだからこそできる自由な設計について、実例と共にご紹介してきました。
これからご家族が長く住まう、大切なマイホームだからこそ暮らしや空間に余裕を盛り込んでみるのもいいかもしれません。
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Model Houseつくばモデルハウス
Model House守谷モデルハウス
つくば梅園営業所
所在地:茨城県つくば市梅園2丁目1−17
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定休日:水・木