基礎
荷重を面で受け分散する
「耐圧ベタ基礎」を採用
当社が採用している「ベタ基礎」は、底部(ベース)が建物の荷重を「面」で受けているため、一般的な布基礎が「線」で地盤を支えるのに対してより安定した強度を実現します。
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基準の約2.6倍の鉄筋量
地面に接する底部(ベース)の鉄筋は一般的なベースよりも約2.6倍の鉄筋量を使用して建物の荷重をしっかり受け止めます。また、コンクリートのかぶり厚を十分取ることで、長期にわたって基礎強度を保ちます。
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防湿シートで
湿気をシャットアウト基礎下に防湿シートを敷きこみ基礎内を常に乾燥状態にしています。シートはコンクリートの下にあるため、床下点検時に乗って破れたりするなどの心配もなく湿気から建物を守ります。
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アンカーボルトを固定
土台と基礎をつなぐ大切なアンカーボルトですが、コンクリートを打設後にアンカーボルトを差し込む「田植え式」では、地震の時の引き抜きや施工精度に欠点があります。アンカーボルトと鉄筋を連結する「固定式」を採用して様々な不安を解消します。
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基礎パッキンロング工法
床下にこもりやすい湿気を排出するために基礎パッキンを採用しています。これにより基礎内が常に乾燥状態になるためシロアリが寄り付きにくい環境に。
シロアリ10年保証(最大30年まで延長可)も付与されます。
工法1
枠組壁工法(2×4工法、2×6工法)
一般的にツーバイフォー(2×4)工法と呼ばれる枠組壁工法は、ランバーと呼ばれる枠材とパネルで、面を構成した床・壁・屋根が一体となったモノコック構造。地震の揺れを6面体の建物全体で受け止めて力を分散させます。耐震性や耐火性に優れており、過去の大地震でもその性能が証明されています。
特長
- 面で支えるモノコック構造のため、ゆれが小さく建物の被害を軽減します。
- 火災に強く保険料が割安になる省令準耐火構造です。
- 設計者や施工者の技量に左右されにくく、均一な品質と性能を実現します。
- 技術が公開されているオープン工法なので増改築なども容易に対応します。
工法2
軸組工法
柱や梁をあらわしたい、設計の自由度を高めて個性的な住まいを実現したい、といった設計の自由度を求めるなら軸組工法は有利です。一方で枠組壁工法ほどシステム化されていない軸組工法は、設計者や施工者の技量に左右されやすいため独自に設計基準を設定。さらにテックワン金物とパネル工法の採用で耐震性を高めます。
特長
- 適正な耐力壁の配置と、直下率に配慮した設計で耐震性を高めます。
- テックワン金物の採用で木材の加工欠損が少なく耐力が大幅に向上します。
- パネル工法の採用で、枠組壁工法と同様のモノコック構造とします。
- 省令準耐火にとらわれない素材を生かした設計提案が可能になります。