え?自由設計じゃない注文住宅があるの?その違いを徹底解説!

インスタ映えする完全自由設計のキューブ型の家の外観

「自由設計の家」と言えば、自由に間取りが決められる、どんな要望でも実現できる、と考える方も多いでしょう。でも、最近よくハウスメーカーの広告で見かける「自由設計」という言葉は、セミオーダーを意味することが多いのをご存じでしょうか?家は人生で、そう何度も建てられるものではありません。だから、注文住宅で家族の理想を叶えたい。デザイン、機能、予算的にも納得のいく家を建てたい。そう思うとき、セミオーダーとフルオーダー(完全自由設計)、どちらの家づくりを選びますか?そこで今回は、自由設計という言葉の本当の意味と注文住宅との違いを解説します。ぜひ理想の家づくりの参考にしてくださいね。

 

え?自由設計って、本当は自由じゃないの?

キューブの家の内観 吹き抜けのリビングのフルオーダーだから可能となる完全自由設計のデザイン

自由設計の家と言えば、自由に間取りが決められる、平屋、二階建て、洋風、和風など、ゼロから家をプランニングできると考える方もいらっしゃるでしょう。でも、最近、自由設計というキャッチコピーでハウスメーカーや工務店が、セミオーダーの家づくりのことを自由設計と謳っているケースがあります。そのため、自由設計って、何がどこまで自由なの?という疑問が出てくるわけですね。

もちろん、当社のように「完全自由設計」の家を建てる工務店もあります。しかし、最近、基本的な仕様は決まっていて、その中から間取りが選べる、アレンジできる、というセミオーダー型の家づくりを自由設計と言うハウスメーカーもあるのです。

 

注文住宅とハウスメーカーの自由設計との違い

完全自由設計の吹き抜けの開放感を堪能できるリビングの内観、インスタ映えする間取りの事例

では、注文住宅なら自由設計なのか、というとこれもそうではありません。注文住宅には、セミオーダーメイドとフルオーダーメイド(完全自由設計)の注文住宅があります。

 

セミオーダーメイドの注文住宅とは

自由設計によるシンプルなLDK、キッチンの間取りの事例

 

建築条件付き土地に建てる注文住宅の場合

自由設計の家と言っているセミオーダー注文住宅のうち、最近多いのが「建築条件付土地」とセットで住宅を販売する場合です。建築条件付き土地とは、不動産ディベロッパーやハウスメーカーが宅地として販売している土地です。その土地を購入して建てる際には、指定のハウスメーカーや工務店で一定の期間内(例えば3か月以内等)に新築することが条件とされることがあります。

この場合、本来は自由設計の家づくりが出来るはずですが、ハウスメーカーが提案するプランの中からしか選べないというケースもあるので注意が必要です。それでも自由設計の家と謳われていることがあります。

また、土地と建物の総額が表示されている建築条件付き土地にも注意が必要です。総額を表示する場合、あらかじめ建築確認を取得していなければ、広告や売買契約ができないため、既に何らかの設計図面を役所に提出し建築許可を取得しているのです。そのため、その範囲内でしか建築することができないため、あらかじめ決められたパターンの中でしか間取りを変えることができないわけです。このケースも含めて、自由設計という言葉が広義の意味になっているのですね。

ちなみに、建築条件付き土地の購入を検討されている方は、
・土地購入前や土地の購入後に、プランをどこまで進められるか
・建物の予算やデザイン、間取り、設備などが気に入るものかどうか
を確認して検討されることをおすすめします。

 

大手ハウスメーカーやフランチャイズ加盟工務店の注文住宅の場合

自由設計のシンプルなリビングの事例

また、住宅展示場がある大手ハウスメーカーや、フランチャイズに加盟している工務店などの場合、セミオーダーメイドの家づくりになるケースが多いです。この場合も注文住宅ではあるものの、完全な自由設計の家ではありません。基本的なプランの中から、外観、外壁、窓、壁、キッチン、バス、トイレ、などを選択していくパターンです。「商品」としてパッケージ化されているので、オプションを選ぶと予算オーバーになってしまうこともあるので、フルオーダーの注文住宅と比較する際は、オプションの内容も十分確認して検討されることをおすすめします。

つまり、自由設計の家とは、建売住宅と注文住宅の中間的な家=セミオーダーの家と考えるとわかりやすいかもしれません。

 

フルオーダーメイド(完全自由設計)の注文住宅とは

完全自由設計の白を基調としたシンプルなキッチン、リビング階段の新築事例

では、「完全自由設計」の注文住宅は、どのような家なのでしょうか?まさに、本当の意味で自由な仕様で新築できる、こだわりの家づくりができる家です。

もちろん、その土地の立地条件や都市計画上の制限、建築基準法、条例などに基づいた家を建てるのは当然ですが、基本的にその範囲内で、住宅の仕様は施主様の自由です。例えば、インスタ映えする外観、リビングのイメージ、吹き抜け、キッチン、書斎などの間取り、ドア、床材、照明、コンセント、電気のスイッチなどの部材の細かなパーツ1つひとつに至るまで。さらには、ペットと暮らすための、たとえば猫用のドアといった仕様、趣味や仕事を快適にできるリモートワークの環境づくりなど、家のイメージや叶えたい住宅の仕様は無限です。

一生のうちに、家はそう何度も建てられるわけではありません。だから家族の理想を叶えたい。納得のいく、自分たちらしい家づくりをしたい、そんな想いをお持ちの方は、完全自由設計の家づくりをおすすめします。

今、具体的に家のイメージが明確になっていなくてもかまいません。理想の家とは、プロフェッショナルである私たち工務店のスタッフが、施主様と一緒に、「どのような暮らしをしたいのか?」を、ご家族や日々の暮らし、将来のこと、そして資金計画などを含めて、よりよい家になるように専門知識に基づいたアドバイスをしながら創りあげていくものです。専任の設計士やスタッフが、あなたの理想を形にします。どうぞ遠慮なくお話をお聞かせください。

 

自由設計の家の新築価格と坪単価

では、自由設計の家と言われる注文住宅の価格と坪単価はどれくらいなのでしょうか?

(独)住宅金融支援機構「フラット35利用者調査(2018年度)」の調査によると、茨城県で新築された注文住宅の平均坪数と建築費の相場は、約35坪(115.7㎡)で2,907万円※です。

なお、同調査では、茨城県で最も多く新築された注文住宅の広さは、33坪~35坪以下程度(110~115㎡)です。先ほどの坪単価をもとに算出すると33坪の注文住宅は2,740万円程度が相場となります。

ただし、住宅金融支援機構の調査の建設費には、本体工事費以外に以下の経費が含まれます。

※主体工事に付随する電気、給排水、ガス設備、太陽熱温水器の各工事費、 設計費、工事監理費、除却工事費、屋外附帯工事費、その他必要な費用の合計額

他の調査と相場を比較する場合は経費の内容が異なる場合がありますのでご注意ください。

このように相場は統計データから平均的な金額を算出したものですので参考という意味でご紹介しました。完全自由設計の家のご予算は、このような統計データには表れてこない、フルオーダーメイドの家づくりです。ご要望やご予算に応じて、あなたの理想の住まいづくりをお手伝いいたします。

茨城県の注文住宅で新築された平均坪数と相場(建築費、土地取得費)

平均延床面積㎡(坪数) 平均建設費※注 土地取得費
全国 112.2㎡(約34坪) 2,777万円 1,335万円
茨城県 115.7㎡(約35坪) 2,907万円 797万円

出典:(独)住宅金融支援機構「フラット35利用者調査(2018年度)」に基づき作成

 

茨城で完全自由設計「こだわり」の家を建てるなら不二建設におまかせください

県南で3,000棟の施工実績のある当社は、総勢12名の設計士が、あなたの要望を形にする「完全自由設計」の家づくりをしています。こだわりの家づくりを予算に応じて最適なコスト配分できる詳細見積を提示。高気密・高断熱・ソーラーパネルなどの省エネ設備でランニングコストも安くする「高性能住宅」で、あなたの理想の暮らしを実現します。理想の住まいをイメージをしていただきやすいように、龍ケ崎、つくば、守谷、ひたち野うしくにショールームまたはモデルハウスをご用意しています。専任の設計士が、お話を伺いながら最適なプランご提案します。ぜひお気軽にお越しください。

Showroom龍ケ崎ショールーム「マイホーム発見館」

名 称:龍ケ崎営業所
所在地:茨城県龍ケ崎若柴町2240-797
連絡先:0297-60-2311
定休日:水・木
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Model Houseつくばモデルハウス

名 称:つくば営業所
所在地:茨城県つくば市研究学園6丁目51-1つくばハウジングパーク内
連絡先:029-861-1377
定休日:水・木
お問合せ・ご予約はこちらから

Model House守谷モデルハウス

名 称:守谷モデルハウス
所在地:茨城県守谷市本町241-1総合住宅展示場 守谷住宅公園内
連絡先:0297-47-0300
定休日:水・木
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つくば設計室

名 称:つくば設計室|注文住宅の設計事務所
所在地:茨城県つくば市みどりの2丁目9-1ー105
連絡先:029-879-8333
定休日:水・木

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