明るい中庭のある家|機能的な憧れの住まいづくり

明るい陽の光がそそぐ中庭、家の中にいながら自然を楽しめる中庭がほしいと考えたことはありませんか?憧れはあるものの、敷居が高い、実用的ではないからと諦めていませんか?実は、中庭のある家には、日常の生活がより豊かで快適になる秘密が隠れているのです。

一言に中庭と言っても、さまざまな広さやスタイルがあります。中庭をつくるために必要な敷地面積や費用に関する疑問にもお答えしていきます。

見た目の美しさや贅沢さだけではない、中庭の機能性をぜひ味わってみてください。

中庭のある暮らし

・メリット

 

メリット① 太陽の光りを取り入れやすい

どんなタイプの家を建てる場合にも重要な日当たり問題。立地環境や間取りによって、どうしても日当たりの悪い部屋やスペースができてしまうものです。日当りの悪い部屋がある場合、昼間であっても照明が必要になったり冬場の暖房が欠かせなくなったりして、光熱費がよりかかってしまうどころか、そのに住まうご家族の健康面、精神面にも悪影響を及ぼしてしまいます。

しかし、中庭のある家であれば、室内、どの部屋へも太陽の光りを届けることが可能です。そのため、日当たりを考えた間取りの制限からも解放される可能性が高くなります。

 

 

メリット② 風の通り道・流れを促す

室内の空気循環が特に必要な今、窓を開けて外の空気と入れ替える換気の役割は重要です。どんな構造の家であっても、窓の位置やサイズ選びの際に換気性能や空気の循環効率を考えます。中庭をつくる場合、必然的に中庭を望むための窓の数が増えたり、大きくなったりします。

中庭があれば、年間を通して中庭からの快適な風を家中に送ることができて、季節ごとに変化する空気の香りを味わうことも可能になります。また、風通しのよさは、室内のカビ発生予防にも一役買ってくれるメリットです。

 

 

メリット③ 安心のプライベートガーデン

そして、中庭の魅力はなんと言っても、この特別なプライベート感を味わえるところではないでしょうか?

ご家族のセカンドリビングとして、アウトドア空間として、自分好みの植栽を楽しむため…。ご家族だけの特別なガーデンは、近隣住民や道路からの視線を気にすることなく、安心してくつろげるところが何より嬉しいポイントです。

どの部屋からも見える、囲まれた空間だからこそ、お子様を安心して自由に遊ばせる場所としても最適です。

 

 

 

・デメリット

 

デメリット① 建築コスト

中庭をつくる場合、建物の形状や間取りが複雑になることが多く外壁面積が増えることが容易に考えられます。また、陽の光を効率的に取り入れるための大きな窓や数多くの窓にかかる費用も検討しておかなければなりません。

そのため、中庭の広さや形状、目的によってデザインだけではなく、予算も大きく変わってくることを念頭に入れて、窓(サッシ)や照明、給水・排水などの設備にまで気を配って検討する必要がありそうです。

 

 

デメリット② 空調システムにかかる費用

より魅力的な中庭をつくるために、また中庭へのアクセスを快適にするために、大きくて数か所におよぶ窓の導入が考えられます。窓が大きい、また窓の数が多いということは、外気温の影響をより受けやすくなるため、室内の空調調節機能の低下が予想されます。これを避けるためには、空調設備の検討や、断熱性能を向上させるオール樹脂トリプルガラスの導入がおすすめです。そして、その分設備のグレードやシステムの導入にかかる追加費用を考えておかなければなりません。

 

 

デメリット③ メンテナンスが必要

先ほども述べたように、中庭のある家の構造上、外壁の面が増えることから塗装の汚れや劣化にかかるメンテナンスの範囲や費用負担が増える可能性があります。複雑な形状の中庭の場合、メンテナンスの手間や時間がかかってしまう場合もあります。

中庭を美しく快適に保つためには、10~15年のサイクルでメンテナンスが必要だと言われています。これに加え、日常的な掃除やお手入れも欠かせません。中庭で植物を育てる場合にはさらに日々の管理が必要になります。

大切なのは、中庭を設ける目的や機能性を明確にして、理想の空間づくりにより近づけることです。

 

 

 

実例紹介

 

L字の平屋につくる開放的な中庭

一般的なコの字型やロの字型の中庭が多い中、L字型の中庭は斬新でひと際目を引きます。

圧迫感のない目隠しを建てたことで、プライバシーを守りつつ開放感を得られる空間づくりに役立っています。

 

 

玄関を引き立てる中庭の魅力

 

中庭の植栽が玄関の窓から望め、季節の移り変わりや自然の景色からの癒し効果が期待できます。また、中庭へとのびる視覚的な奥行きが住まいを広々と感じさせてくれます。

 

 

お子様が安心して伸び伸びと遊べる中庭

玄関やリビングの窓からも中庭を見渡せる設計で、安心してお子様を自由に遊ばせることができます。お子様が転んでも怪我をしないように、芝生を敷き詰めた青々と美しい中庭で、ご家族での団らんやアウトドアを楽しめるのも魅力です。

 

 

 

価値のある中庭づくり

季節の移ろいや明るい陽差し、風の流れを家の中に快適に運んでくれる中庭。外からのプライバシーを守りながら、ご家族が癒しや開放感を得られるメリットがあります。

一言に中庭といっても、その目的や広さはご家庭によってさまざまです。

ご家族が理想とする中庭とはどんなカタチでしょうか?

中庭のある住まいの間取りや中庭の広さ、建ぺい率に注目して、ぜひご家族でより快適な中庭プランを検討してみましょう。

 

 

・間取り

住宅建物のカタチによって、中庭の位置や広さ、雰囲気、使い勝手が変わってきます。中庭には、代表的な「コの字型」「ロの字型」の他にも「L字型」も人気です。

基本的に庭を囲む間取りの構造上、ゆとりのある敷地面積が必要となる場合が多いですが、中庭のサイズや間取り設計、窓の配置など工夫次第で、季節の移り変わりを楽しめる中庭が完成することでしょう。

 

 

・広さ

中庭の広さは、植栽を眺めるだけの小さなスペースからお子様が走り回れるような広いスペースまでさまざまです。ご家族が中庭を希望する目的によりますが、一般的にご家族が囲めるテーブルやイスが置けるだけの広さとして、約5~6畳分あるのが理想とされています。

ペットと遊ぶことやお子様が走り回ること、プールやBBQなどを楽しみたいのであれば、さらに広いスペースの確保が理想的です。

このように広い中庭が必要となる場合には、屋内空間である室内の間取りを調節する必要があります。つまり、間取りを調節することで広い中庭をつくることも難しくありません。また、セカンドリビングとしての中庭を設けることで、狭いリビングであっても広く開放的に見せることができるのです。

 

 

・建ぺい率

中庭を設ける際に気になる※「建ぺい率」について紹介します。

屋根のない中庭であれば、建ぺい率の建築面積として含まれることはありません。

そのため、例えば建ぺい率が60%(家が建てられる面積の割合)の敷地であっても中庭をうまく間取りに組み込むことで、広さのある家づくりが可能になります。

※「建ぺい率」とは…敷地面積に対する建築可能な建物面積の割合。

 

 

まとめ

ご家族の特別空間を演出してくれる中庭。日当りや風通し、自然をそばで感じられることでご家族の健康・精神への好影響も大いに期待できます。中庭の広さに関わらず、ご家族の理想や希望の敷地に合った中庭の機能性を活かしたプランを検討することで、より快適な暮らしが手に入ります。

また、中庭の魅力を夜にも味わうために、ライトアップの照明やイルミネーションを楽しむためのコンセントなどを設置しておくのもよいかもしれません。

 

構造・性能

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