外構が「いまいち」と思われるのは○○○だから│高級感のある外構を実現するコツ

チューダースタイルの外観が素敵な家

施工事例:チューダースタイルの外観が素敵な家

「こだわった注文住宅を建てたのに、なにか足りない…。」
その答えは『外構』にあります。

家にこだわって、例えば外壁を手間のかかるレンガ貼りにしても。
内装にこだわり竹小舞を導入しても。

外構で手を抜けば、こだわり感はなくなってしまいます。
さらに「外構がいまいち」と言われて落ち込んでしまう日がくるでしょう。

そう言われないためにどうすればよいのか、本記事では解説しています。
記事の合間に実際の「こだわった外構」も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

理由(1)「雑草だらけ」だから

第1の理由は「雑草だらけ」だからです。

高級感のある素材を使った家、芝生を張り美しく仕上げたお庭。
外構がしょぼいと言われる要素はなく思えます。

しかし、3か月、4か月経過して夏を迎え、雑草が生え始めたときに庭の手入れを怠れば、外構の完成度は低く見え、家全体の高級感は損なわれます。

逆に、しっかりとお手入れを行い、植栽した木々が成長していくと、家全体の雰囲気がよくなり、さらに高級感が増すことになるでしょう。

手入れが難しい場合は雑草が生えにくい外構に

「外構・植栽の手入れが重要なことは承知している」といった声も聞こえてきそうです。

一方で、共働き家庭が多くなり、日々植栽の手入れをするのが困難なことも理解できます。
この場合は、外構計画の段階で、あなたがどの程度の時間をお手入れに割けるのか、見積もっておくことが重要です。

落ち着きと華やかさを持つ邸宅

施工事例:落ち着きと華やかさを持つ邸宅

こちらの事例では、植栽の面積を限定して、雑草取りや庭の手入れを少なくできるよう配慮して外構の設計がされています。

お手入れにかかる時間を省きつつ、デッキスペースを確保することで、外部とのつながりも得られるよう気にかけている点にも注目です。

外構を後施工するのは困難

ちなみに、外構を後回しにするのはおすすめしません。
特に、道路と反対側に主庭がある場合は、土や重機の搬入出が難しく、費用も割高になりがちだからです。

当初から十分に外構費用を計上して、家と一緒に施工することをおすすめします。

理由(2)「植栽がない」から

「全く植栽を設けない」ことも、外構がしょぼいと言われる原因のひとつになりえます。

建築材料は工業製品が多く、どうしても堅い印象を与えてしまいます。
土や木、花など天然の素材を取り入れることで、空間に潤いを与えられるでしょう。

さらに、一定以上の高さの木は木漏れ日を作ってくれるので、多様性を演出でき空間の単純さを取り払い高級感の演出にもつながります。

手作り感のあるインテリアのやさしい住まい

施工事例:手作り感のあるインテリアのやさしい住まい

プロヴァンス風の屋根瓦、目の覚めるような白の外壁、そして色鮮やかな緑のお庭。
植栽が建物の雰囲気を向上させる役割を担うことがわかる好例です。

植木鉢でも大丈夫

理由(1)でも解説したとおり、植栽は増やすほどにお手入れが大変になってきます。
ガーデニングが趣味であればよいですが、そうでない人にとっては一苦労です。

全体に植栽を施すのでなく部分的に留めたり、植木鉢を用いて手入れを行う範囲を限定したりして、ちょうどよいバランスを探してみましょう。

理由(3)「全部コンクリート・砂利」だから

外構の全てを「コンクリートで固めてしまう」または全体を「砂利敷きにしてしまう」のも高級感を損なう理由になります。

異なる素材をミックスして使用し、風景に多様性をもたせられるよう配慮しましょう。

塔のある家

施工事例:塔のある家

青色の外壁がヨーロピアンな雰囲気を漂わせる、尖塔を持つ本事例では、手前の駐車スペースに色のついた砂利を、砂利の周囲には花壇、アプローチ部分には複座な形を持つ石材を。

様々な素材をミックスして使用することで雰囲気のある空間づくりに成功しています。

部分的にタイルや天然石を使用する

全て同一の素材を使うのでなく、部分的にタイルや天然石を用いて変化を演出すると、奥行きのある雰囲気になり高級感につながります。

色味も大事な要素で、塔のある家では、外壁に存在感のある鮮やかな青を使用している一方で、窓枠や屋根のフチ取り、フェンスや門柱を白で彩り、清涼感を加えています。

無機質な高級感もアリ

一方で、全てコンクリートで満たしても高級感が演出できる場合もあります。
たとえば、住宅がRC造りで無機質な風合いがマッチする場合です。

一般的には異なる素材を使用した方が高級感を演出しやすいですが、建築物によって臨機応変に使い分けることも大切です。

理由(4)「生活感があふれている」から

「生活感があふれている」ことも、高級感を損なう原因になります。

洗濯物が見えるように干されている、ゴミ箱や使用後のダンボールが山積みになっているなど、生活感が感じられれば雰囲気のある家・外構でも、印象を落としてしまうでしょう。

生活感は、設計段階で計画すれば上手に隠せます。
洗濯物を干す場所やゴミ箱の位置、庭のお手入れに使う道具。
どこに干すのか、どこに収納するのか細かく生活を想定すれば、整理の行き届いた素敵な外構が完成するはずです。

薪ストーブのある家

施工事例:薪ストーブのある家

本事例では、道路側から見えない他の建物との間に外で使用するものを収納し、2階の大きく張り出したバルコニーで、上手く隠しながら洗濯物を干す姿が想像できます。

外部からの姿だけでなく、中から見える外の姿も想像することが大事です。
リビングでくつろぐ窓の外に洗濯物が見えては、雰囲気も台無しです。

理由(5)「外構費用を計上していない」から

最後の理由は「外構費用の未計上」です。

資金計画の段階で、外構費用を計上していなかったり、計上する金額が低かったりすると、建物に対して物足りない外構になることがあります。

先述したとおり、家は本体と外構がセットになって雰囲気を形成します。
多くのお金をかけなくても、本体を下支えできる最低限の外構費用は用意しましょう。

イタリア家具でコーディネートされた邸宅

施工事例:イタリア家具でコーディネートされた邸宅

目を引くほどの白さの外壁を持つこちらの注文住宅では、建物に負けないほどの高級感のあるデザイン、こだわりを持つ外構が完成しています。

床部分にはタイルを用いて、フェンスやカーポートの門扉もアイアン税の装飾が施されたおしゃれなものを使用しています。
十分に費用を計上していた結果得られた空間といえるでしょう。

外構費用は後回しになりがち

どうしても家の本体にお金をかけてしまい、外構まで手がまわらないこともあるでしょう。

本体の建築後、お金が貯まってから外構工事を行う予定だと、そのまま手つかずで何もしないままになる可能性が高いです。
ぜひ、建築計画の初期段階で外構費用も見積もりをとり、しっかりした外構を本体と一緒に施工するようにしましょう。

まとめ│外構の「いまいち」を回避して高級感を出そう

黒の外壁と白の内装のモダンスタイル

施工事例:黒の外壁と白の内装のモダンスタイル

「外構がいまいち」と言われてしまう原因を5つ紹介し、対策についても解説しました。

建築計画の段階では、家の間取りや設備にばかり気が向いてしまい、外構のことを考える時間も予算もないことでしょう。
しかし、一方で後回しにすると、いつか実現したいと思っていた外構を、スペースの関係で実現できない場合もあります。

理想のお家を実現するための一要素と認識して、時間や予算を割り振るようにしてみましょう。

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Showroom龍ケ崎ショールーム「マイホーム発見館」

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