土浦市で注文住宅を建てる人必見「エリア別」費用相場の解説！
ブランド総合研究所が発表する、魅力度ランキングで幾度も最下位を取る茨城県。
しかし首都圏ともほど近く、山や湖、自然に囲まれる茨城県は住んでみると「住みやすい」と感じる土地です。
その中で本記事では「土浦市」に焦点を当てて、住環境の特徴を解説します。
さらに、土浦市を4つのエリアに分けて、特徴と相場を解説。
土浦市で注文住宅を建築する場合の建物価格の相場といった話題を紹介します。
土地価格もこなれていて買い物にも困らない「ちょうどいい」を体現する土浦市。
注文住宅を検討中の人はぜひ、一度検討してみてくださいね。
WORKS
土浦市の「住環境」の解説
国内2位の面積を持つ霞ヶ浦
最初に、土浦市に住むとどんな生活が送れるのか、具体的に想像するために土浦市の住環境を紹介します。
東京まで電車で1本 高い交通利便性
土浦市は「高い交通利便性」を持ちます。
JR常磐線の乗り入れがあり、特急ひたちに乗車すれば50分以内で東京駅に到着します。乗り換えを要さず都内に乗り入れられるので、買い物やレジャーに限らず、通勤通学にも便利です。
土浦駅からは成田空港に直通のバスもあり、国内・海外の遠方へ出張する機会の多い人にもおすすめです。
一方で、市内を循環するバスの路線や本数の不足も指摘され、自家用車があると利便性が高まる地域性を持ちます。
車を持っていれば、高速道路ICが市内至近に2つあり、つくばJCTにも短時間でアクセスできるので、各方面へ容易に移動できるのがメリットです。
霞ヶ浦湖畔の豊かな自然環境
土浦市は「豊かな自然環境を持つ」と言われます。
東を向くと、国内2位の大きさを有する霞ヶ浦の広大な湖。
つくば山方面にはハイキングにちょうどいい展望の開けた山々。
市内各所には、霞ヶ浦総合公園を始めとする公園が整備されていて、子育て世帯から高齢者世帯まで、多くの人のいこいの場所が整備されています。
普段の買い物も困らない
土浦市に住めば「買い物に困ることもありません」。
イオンモール土浦のほか、千代田ショッピングセンター・木田余ショッピングモールなど、複数のモールが整備されています。
注意するべきは、どのモールも住宅街から一定の距離があり、車の使用を前提としたロードサイド店舗である点です。
土浦市で利便性を高めるなら、車の使用が好ましいでしょう。
エリア別土浦市の「土地価格」の相場解説
土浦市に住みたいと考えたとき、気になるのは「土地の値段」です。
土地費用が極端に高ければ、注文住宅の夢は潰えてしまいます。
「不動産情報サイトat home」では、現在土浦市で売りに出されている土地から、大まかな相場を把握できます。
土浦市で売りに出ている土地費用を平均すると「1,135.51万円」との結果に。
さらに、住宅建築で用いられることの多い面積60坪≒200m2以上の場合は「1,247.2万円」という結果に。
広さや条件によって土地の値段は変わりますが、大体の目安として覚えておきましょう。
ここからは土浦市を「中央地区・北部地区・南部地区・新治地区」の4つの地域に分けて、詳しい特徴や相場をお伝えします。
「中央地区」の特徴と相場
「中央地区」は土浦市の中心部、JR常磐線土浦駅を含む、市の中心市街地です。
亀城公園も有していて、政治経済とともに都市公園も有する地域。
さらに医療・教育施設の中核もこの地域に存在します。
一方で、店舗・住宅とも空き家が増えており、郊外に移転する流れが見られます。
中央地区では、どの程度の金額で土地売買が行われているのでしょうか。
at homeにて「500万円以上・住宅用地のみ・建築条件なし」という条件で検索をしたところ、次のような土地が表示されました。
土地価格と広さから坪単価を求めると、10万円強の値段での取引が行われる一方で、更地・整形地の一部の土地は坪単価25.02万円で販売。
条件によって坪単価が大きく異なることが分かりました。
「北部地区」の特徴と相場
次に「北部地区」は、JRで常磐線神立駅を含む、市の北側一帯を指します。
大規模な工場が立地するとともに、市・県営団地が建つ、工業と住宅地が並び立つ地域です。
中央地区と同様の条件で土地を検索すると、下表の結果に。
条件によって差異はありますが、おおむね10万円前後で土地の売買が行われている印象です。60坪の土地面積で1,000万円以下で購入できれば、建物にかけられる費用にも余裕が出るでしょう。
「南部地区」の特徴と相場
続いて、中央地区の南に広がる「南部地区」は、JRで常磐線荒川沖駅を含む地域です。
複数の国道や高速道路土浦ICを有するなど、他の自治体へのアクセスに優れた地域特性を持っています。
一方で、駅周辺は狭あいな道路が多く見られ、自治体による駅周辺の再開発が希望される地域です。
南側地域も、土地条件によって金額が大幅に異なる傾向が見られます。
古くからの街並みに面する土地は坪単価が10万円を切る一方で、駅から離れたニュータウンでは坪単価が20万円を超える地域も。
こういった地域では古家付土地が安価で売り出される場合もあるので、注意して最新の情報を確認することが重要です。
「新治地区」の特徴と相場
最後に「新治地区」を紹介します。
新治地区は北西部が筑波山の山麓になり、自然環境豊かな地域です。
田園環境も残されており、土浦市の伝統や文化を引き継ぐ地域でもあります。
土浦北ICの北西部の藤沢周辺地区には市街地が形成されるとともに、新治ショッピングセンターが整備されるなど、買い物利便性の向上も図られています。
土地の売買情報を見てみると、他の地域と比べて売買件数が少ない結果に。
10万円前後の坪単価で売買されている事例はありましたが、立地・条件で大幅に増減すると考えられ、金額の参考にしづらいところ。
本地域では土地を求める場合は、移住支援制度や空き家バンクなど、自治体の情報も活用しながら探すと効率的に見つかる可能性があります。
土浦市の「建物価格」の相場
次に、土浦市で注文住宅を建築する場合の総額費用を確認してみましょう。
土浦市で建築される注文住宅のデータが存在しないので、住宅金融支援機構が保有する茨城県全域の注文住宅価格相場を参考にします。
調査によると、茨城県の注文住宅の建築費用相場は「3,221.6万円」。
なお、金額には設計監理料や古家の撤去費など、付帯費用も含むので、一般的な建物本体価格より高額に表示されていることに注意しましょう。
土浦市は土地にかかる費用が比較的安価で、仮に1,000万円とすると、建物費用と合わせて4,000万円ほど。
間取りの工夫や必要となる建物面積が小さい場合、さらに建築費用を低減できます。
総じて、土浦市では比較的安価に注文住宅の夢を実現できるでしょう。
土浦市の「補助金」紹介
土浦市では、新築住宅建設に伴う費用を助成する独自の制度が整備されています。
積極的に活用して、家計にかかる負担をさらに小さくしましょう。
まちなか住宅購入補助
「まちなか住宅購入補助」は中心市街地エリアに住宅を建築する場合、住宅ローン借入金の3％（上限50万円）を補助する制度です。
土浦市の中では土地の単価が高めの地域ですが、その分を補助金で補填できるでしょう。
西に亀城公園、東に川口運動公園があり、利便性がありながら公園も整備されている環境のよさを享受しましょう。
住宅用環境配慮型設備導入事業費補助事業
「住宅用環境配慮型設備導入事業費補助事業」は新築時、蓄電池を設置する住宅に対して「50,000円の補助」が受けられる制度です。
蓄電池は太陽光発電と相性がよく、エコな生活を目指す人にとって有用な設備。
環境に配慮した生活を目指す人は、ぜひ検討したい制度です。
まとめ│土浦市の特徴と相場をつかもう
茨城県土浦市で注文住宅の建築を検討する人に向けて、エリア別の特徴や相場をお伝えしました。
首都圏は当然ながら、周辺の自治体と比べても土地の価格が低い土浦市。
一方で、自然環境豊かで利便性が高いので、終の棲家にもうってつけです。
今まで検討エリアに入れていなかった人も、ぜひ記事を読んだこと機に候補地に入れてみてください。
なお、不二建設では土地探しのお手伝いも実施しております。
希望するエリアや条件をとりまとめて、ぜひご相談ください。
茨城で土地利用にもこだわった注文住宅を建てるなら不二建設にお任せください
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つくば設計室
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